命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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若者宣教のための成熟(2)
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     2回目は、「好き嫌いの克服」です。言い換えるなら、「若者やその文化は嫌いでいいから、愛しましょうよ」ということ。

     講演後に一番多くいただいた反応は「嫌いでいいと分かって安心しました。」「嫌いでも若者宣教できるんですね」「嫌いでも愛するというのが一番のチャレンジでした」などの声。

     会衆は、たぶん私が「若者宣教を好きでやっている」と思っていたのでしょう。ですから、そうでないと分かって安心していただいたようです。私が自ら青年宣教に志願したのは東海青年宣教大会だけ。それ以外は、ゴスペルもラジオも多くの青年対象の働きもすべて依頼をいただいて、御心と信じてお受けしているだけです。そこで本音をお伝えしました。

     「私は若者がそれほど好きではありません。若者のファッションは嫌いですし、若い女性達のあの化粧が嫌い。口のきき方も不愉快です。でも、神様から愛するように使命をいただいているので、嫌いですが愛しています。いいえ、愛することに決めているのです

     そもそもJ−POPなど大嫌い。ブラックゴスペルもそれほど好きではありません。でも好き嫌いとは別にJ−POPには評価すべき作品は多くあり、ゴスペルは本物の音楽だと思っています。好きでやっているのはありません。若者を愛するから、その世代を理解しようと努力しているだけです。逆に言えば、好きではないので、嫌なこと不快なことがあっても、やめようとは思いません。好きでやっているなら、とっくにやめています。好き嫌いでなく、使命なのです。使命だから愛するのです。使命だから、嫌いでも愛するのです。」

     実は2月初旬の神戸の集会では実際にJーPOPを何曲もかけて、恋愛論を説き、その関連で聖書の愛をメッセージしました。その後、年配の信徒さんが大喜びで私におっしゃいました。「一番うれしかったことは、先生が質疑応答の中でJーPOPが嫌いだとおっしゃったことです。私も嫌いです。嫌いでいいのですね?」

     「若者や若者文化が嫌いだと若者宣教はできない」そんな先入観にベテラン達は支配されがちなのかも。むしろ、私は「嫌いな対象を愛しうるのが成熟」だと思います。先行すべきは好き嫌いでなく愛でしょう!「好き嫌いを超えて愛しうる自分に成熟したい」。それは、私自身の青年宣教にとってのチャンレンジでもあります。そこで、若者宣教のための成熟の公式。

     滅び行く魂への宣教愛>個人的な好き嫌い

     自分を固定したままで、若者を観察し、「どうしたら救われるか?」と考える発想には限界を感じます。「嫌いでいいから愛しましょう」「愛せる人に成熟をしましょう」それが、若者宣教において望まれる姿勢なのでは?
    | | キリスト教界(論説シリーズ) | 10:47 | comments(2) | trackbacks(0) | - |
    本当にそのとおりですね。なるほど〜って思いました。そして、個人的な好き嫌いはその都度状況によって、また、自分の変化に伴い日々変わるもの。そんな流動的なものよりも変わらない使命、変わらない神様の愛で人を愛することのほうがずっと大事ですよね。個人的な好き嫌いを超えて人を愛することは、若者への宣教のみならず、すべてのことに関して重要なことと言えるのかもしれませんね。
    | ikapon | 2008/03/08 3:57 PM |
    そうですね。よく考えてみれば、好き嫌いの克服は、愛においての試金石であり、すべてにおいて、重要ですね。コメントを拝読し、好き嫌いは人の愛、それを克服してこそ神の愛に近づくのだと思いました。
    | ヤンキー牧師 | 2008/03/08 8:08 PM |









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