命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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結婚したけりゃ、努力せーよ!(4)
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     あるユニークな牧師が、結婚希望のクリスチャン女性たちに向かって、たしか映画「スーパーの女」の一シーンを紹介していました。ヒロインが独身の中年女性に「あんた男が欲しいんだろう?」と問いかけます。問いかけられた女性は最初は素直に認めません。やがて、認め始め、ヒロインの勧め促されて「男が欲しい」と小声で宣言します。「もっと大きな声で!」と叱れると「男が欲しい」と大声で叫び始め、最後は二人いっしょに「男が欲しい!男が欲しい!」と連呼して行進を始めるという爆笑シーン。

     この牧師、「下品で申し訳ないけど」と断りながらも、お勧め。心の底からの本当の願いなら、もっと素直に「結婚したい!」と神様にストレートに願いをぶつけるべきでは?との大胆なアピール。「結婚したい!結婚したい!」と叫び行進しながら、祈るくらいしたらいいという過激?な提案までされたように記憶します。

     私はアメリカの教会で出会い国際結婚をされた日本人女性とアメリカ人男性のカップルにこんなお話をしたことがあります。
    「日本の教会は結婚前の教育についてはとても乏しいと思います。私は中高生を担当した時は、中高生の時から結婚のために祈るように指導していました」と私が訴えると、返ってきた答えがすごかったです。

     「何言ってるんですか?中高生では遅すぎますよ。アメリカでは、小学生の時から、イエス様を信じてクリスチャンになり、クリスチャンと結婚するんですよと教えていますよ。」と逆にお叱りを受けてしまいました。

     私は思います。「素直に結婚を求めて祈れないのはどうして?」

     そこにはいろいろな理由があるのでしょうが、今回気がついたことがあります。素直に結婚を求めて祈れない大きな理由の一つは、小学生の頃から、遅くとも中高生の頃から、祈り始めていないからでは?中高生たちが結婚について教えられず、祈りもせず、その一方で恋愛に興じることを許しているなら、素直に祈れなくなってしまうのもある意味当然なのでは?

     恋愛を楽しみ、結婚の価値や意味を知らぬままなら、祈るモーチベーションがありません。そうして育ったクリスチャン青年たちは本格的に結婚を祈る必要が生じた時には既に、その恋愛観や結婚観は聖書とはほど遠いものとなっているでしょう。

     結婚という一生を左右する重大事に神様のご介入を受け入れ、導きを求め、それに従い、祝福をいただく。こうした現実的な信仰のあり方は、10代の間に時間をかけて訓練され、身につくものかと思うのです。

     親や教会からも、結婚について前もって教えられたり、祈るように指導されず、いざ、適齢期になったら、結婚するように親や指導者から言われるとは・・・・・。言われる側の身にもなって下さいよー!素直に祈れない事情と心情が既にいろいろと発生していますから・・・。

     「結婚したいなら、努力しろよ!まずは素直に祈れよ!」と言いたい衝動に駆られますが、素直に祈れない側の心情と事情を聞き、周囲の責任を思うと、その言葉を飲み込まざるを得ない私です。
    | | 婚活と伴侶選択のために | 06:28 | comments(4) | trackbacks(0) | - |
    はい、親の責任も大きいことを忘れていました。娘の結婚式に泣いてる男親、お嫁さんに息子を取られると怒っている女親。申し訳ありませんが、アホかと思ってしまいます。不幸はこんなところからも始まっています。そんな親が、子供が個を確立して結婚に向かうように教育するはずがありませんよね。

    その点、私は岸義紘先生を尊敬します。岸先生を真似して、私も娘に「24で結婚しなかればならない」と言っています。岸先生のポイントは、年齢にもあるかもしれませんが、私にとっては、それぐらいにはれっきとした大人になって欲しいということと、こっちもぐずぐず引き止めるような親にはならないということであります。勿論、そのためには、教えるべきことを教えて行かなければならず、ちょっとチャレンジではあります。

    それから、結婚式のスピーチで、しんみりもせず、形式的にするのでもなく、楽しく励まし、みんなの暖かい応援を求め、笑いをもって締め括っていたあるクリスチャンの父親を見た時、私は素晴らしいと思いました。
    | 細木 | 2008/01/31 3:31 PM |
     具体的な面まで触れていただき感謝です。「子育ては子別れ」なんて言いますよね。「人はその父母を離れ」というみ言葉の通り。厳しいですが、そうした育て方をしてこないクリスチャンの親の責任は問われますよね。もちろん、娘を持つ私自身がチャレンジされていますが。
    | ヤンキー牧師 | 2008/01/31 6:57 PM |
    はじめまして。カトリックの教会に通っている男性です。

    素直に祈れない理由に関して、プロテスタントの教会にも通っていたことがありますが、教会というところはなにか結婚や女性との出会いが欲しい話は出しにくいような雰囲気があります。
    私が奥手なのもありますが。異性関係の話をすることは恥ずかしいことのように思えます。

    これからも時々ブログを読ませていただくのでよろしくお願いします。

    | ドミニコ | 2011/12/11 5:24 PM |
    管理者の承認待ちコメントです。
    | - | 2012/07/10 8:06 AM |









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