命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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成功するために召されたのではなく、忠実に仕えるために召されたのでは?
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     「何のために召されているのか?」そのことは、すべてのクリスチャンである職業人、家庭人、教会員にとって大切なこと。しかし、召しの目的を自覚して始めた使命だったのに、いつの間にか、大切なことを忘れがちなもの。とりわけ牧師など教職者はスタート時の召しが問われ、検証されるのに、その後の召しは、あまり他者から問われることなく、いつの間にかスタート時の原点を忘れてしまいがちかと思うのです。そして、召しの目的がいつのまにか別のものへと逸脱してしまう危険は少なくないように感じています。

     そのことを私自身改めて、問われたのが、こちらのデイリーブレッドの記事です。
    http://japanese-odb.org/2016/04/05/%e9%80%83%e3%81%92%e3%82%8b%e3%81%aa/

     ジョン・パイパーの経験が紹介されます。パイパー師はその後大きな組織をリードして、成功者と見られるようになりました。しかし、そうでなかったら、どうだろう?とこの記事は問いかけます。パイパー師が召しにとどまり続け、その結果として注目される働きや大きな責任を担う有名牧師にならなければ、大きな名声と豊かな功績を後世に残すことはなく、成功者として評価されることなくその生涯を終えたことでしょう。

     しかし、聖書は、エレミヤという人の目から見れば失敗者の記録を残しています。エレミヤがそれでも、召しに歩み得た理由をデイリーブレッドはこう記しています。「成功するために召されたのではなく、忠実に仕えるために召されたと知っていたから」だと。この記事にあるように、エレミヤは民が立ち返ることを願う神の言葉を取りついだだけでなく、愛なる神の姿を体現していたのでしょう。

     この記事には、私自身が問われましたし、さらには私自身がお会いする牧師たちに抱く思いを問われました。牧する教会の規模や知名度や著書などで、態度を変えるようなところがあるのを探られました。いつも、このブログで、教会の規模や知名度や著書など、評価基準ではないと語ってきたのにです。教会を大規模にした牧師ばかりが評価され、用いられ、団体の重責を担うことに強い反発を覚えてきたにもかかわらずです。他方で、地域にあって小規模教会で忠実に仕えておられる牧師夫妻たちに、心から尊敬を抱いてきた自分であったのにです。


    成功するために召されたのではなく、忠実に仕えるために召されたと知っていたから」

     まずは、今更ながらに「何のために召されたのか?」を繰り返し確認しながら、歩みたいと願いました。成功を微塵たりとも追求せず、召しに忠実であることを追求する自分になること、それを徹底すること。また、成功者と目される牧師ではなく、忠実に仕えておらる牧師を尊敬し、それに倣う自分でありたいと願いました。


     僭越ながら、職業生活も、学校生活も、教会生活も、結婚も育児も「召し」であることを忘れがちなのでは?神様から召されて、その場に遣わされていることを覚えましょう。エペソの5章ー6章によれば、夫と妻、親子、上司と部下は、仕え合う関係です。誰かに仕えるために、家庭でも社会でも召されているのです。家庭内で、職場で、地域で、教会で与えられている権威も、神様からの委託であって、それは、人を支配するための権威ではなく、人に仕え、模範を示すための権威なのです。

     その目的は「成功」ではありません。ましてや「自己実現」や「自己満足」などのはずがありません。神様は、結果としての繁栄、勢力拡大、世間からの称賛ではなく、私たちが「忠実に神と仕えるべき人に仕えているか?」を見ておられます。そうです。「忠実に仕えているのに、願った結果が出ない」、「忠実に仕えているのに評価してもらえない」というのは、きっと、残念で不本意でしょうが、必ずしも失敗ではありません。むしろ、神様の目にはその歩み自体が、既に成功と映っているのかもしれません。

     この世がすべてではありません。すべてのクリスチャンは再びキリストの前に立ちます。タラントのたとえでは主人は「よく儲けた」と喜んだのではなく、「よい忠実な僕」と褒めました。神様は実績主義者ではありません。再臨のキリストの評価基準は「成功したか否か」ではなく「忠実に仕えたかどうか」であることを覚えたいものです。「結果」でなく「プロセス」、「業績」でなく「姿勢」が地上から永遠につながる評価基準であることを覚えて、この地上の生涯を歩みたいものです。まずは、今、置かれた場所で忠実に仕えることから、スタートです。

     今日は、デイリーブレッドから教えられたことを記事にしてみました。
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