木曜日は、金城学院大学の非常勤講師の集まりがあり、大変、有意義な交わりをいただきました。男女共同参画社会について講義をしておられる先生からは多くを教えられました。一つだけお分かち。
今後、女性の四分の一は、生涯結婚をしない「非婚」というライフスタイルで生きていくと予想されています。また、結婚したカップルの三分の一は離婚するとのこと。
ですから、結婚をして、なおかつ離婚をしない女性は、3/4×2/3=1/2となり、半数に過ぎません。
さらに、私は考えました。結婚したカップルの7組に1組は不妊で、お子さんを産み育てることがないそうです。ですから、今後、女性が結婚をして、離婚をせずに、子どもを産み育てる確率は・・・。
3/4×2/3×6/7=3/7となります。つまり、約43%です。
そこで考えるべきは、これからの女性のライフスタイルにふさわしい革袋を教会が備えるかどうかでしょう。。
今後、婦人会、女性祈祷会など平日に女性が集まるスタイルは成立しなくなるのかも。集まっても高齢者のみとなるのでしょう。
今、(教会外の基準を単純に当てはめれば)教会に集っている若い女性が、結婚し、離婚せず、子どもを産む可能性は4割程度。
その子どもが、教会学校に来るのですから、教会学校の将来も見えてきます。
しかし、悲観する面だけではないでしょう。
離婚経験者の小グループ、シングルマザーの集い、その子どもたちをフォローする教会有志チーム、非婚就労者の学び会・・・
新たな革袋を通じて、届けなかった地域や知人に届く教会へと脱皮していくチャンスともなりうるのではないでしょうか?
もし、そうした交わりやミニストリーができるなら、その教会は、今後のモデルとなっていくのかもしれません。以前は、7,8割の女性が送ってきたライフスタイルを送る女性は4割程度となっていくのです。女性のライフスタイルの大きな変化は、宣教や教会形成にも大きな影響を与えていくのだろうと思えてなりませんでした。