命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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川崎中一殺人事件を覚えて、過去記事のご紹介
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     今日は過去記事紹介が多くて恐縮です。先週のクリスチャン新聞を読んでいて、ある記事に大きな感銘を受けました。それは「断食祈祷聖会2016」で為された西岡義行先生(日本ホーリネス教団・川越のぞみ教会牧師)の講演要約の記事でした。先生は「効率性の追求、計算可能性、予測可能性、制御性という特色を持つマクドナリゼーションが教会の中にも入り込んでいる」と指摘。その上で、ご自身と牧する教会が、教会に助けを求めてきた外国籍の親を持つ子どもたちと関わった体験を分かち合わせれたそうです。

     そうした「ひとりひとりに教会のみんなが関わり時間と空間、痛みや祈りを共有した」とのこと。そして、「計算を度外視し関わる中で、彼らは悔い改め、主を信じ変えられ、その存在が福音の恵みを物語っていった」とお話になったそうです。牧師夫妻も偉いが、信徒の方々も偉いです。これは脱帽!私はそのことの現場である西岡先生にとってお前任教会でご奉仕をさせていただいた経験があるのですが、ここまでのことがあったとは存じ上げませんでした。

     効率性を優先するなら、子どもや中高生、青年の伝道には、お金と労を投じないことでしょう。すぐに奉仕と献金で教会を支えてくれることはありませんから。でも、改めてこの記事に触れて思うのです。「効率性の優先は、教会がキリストの体でなくなる選択を意味する」のだと。


     この記事を読んで思い巡らす中、耳にしたのは、川崎の中一殺人事件の初公判が行われたとのニュース。被害者少年の背後にあったのは、貧しく子だくさんの母子家庭、主犯とされる少年の背後には、外国籍の親の存在。西岡先生の講演内容を考えるといたたまれない思いがします。

     日本の教会が、せめて、こうした子どもたちが助けを求めてきてくれたら受け止める愛と力量のある教会でありたい。牧師家族だけに負担をさせることなく、全員で時間と空間、痛みや祈りを共有できるレベルの信徒でありたいと願うのです。


     そんなことを思いながら、事件当時に記した記事を紹介します。このことに痛みを覚える方の助けになることを願っています。
     
    中一殺害事件から考える母子家庭と教会(1)〜責任放棄する父と犠牲となる母子

    中一殺害事件から考える母子家庭と教会(2)〜上村家があなたの教会に来たら?

    中一殺害事件から考える母子家庭と教会(3)〜伝えたい!貧困母子家庭に育った救い主を
    | ヤンキー牧師 | キリスト者として考える社会事象 | 20:21 | - | - | - |
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