命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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比較検討〜本当にゲスだった?ゲス川谷と意外とゲスでなかった?ドブ江口
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     芸能関係では、好感度タレントのベッキーゲスの極み乙女。の川谷絵音(リーダーでボーカル)の不倫疑惑で大騒ぎであります。週刊文春がかなり信憑性の高いスクープ記事の掲載を受けてのこと。川谷の奥さんが、探偵を雇ったのか?ベッキーの関係者が買収され内通者となったのか?二人のラインのやり取り画面ベッキーが自撮りした映像(ホテル同伯を示す)など、強力な証拠が掲載されています。これは当人たちには大変なショックでしょう。

     週刊文春WEBでの速報はこちら。
    http://shukan.bunshun.jp/articles/-/5756

     ベッキーは10本のレギュラー出演と10本のCMを持つタレントです。訴えられたら巨額の賠償となりますから、文春も、裏を取って事実確定しない記事は出せません。こうした報道内容と経緯や背景からして、今後、世間には「ほぼ事実確定」との認識が定着するでしょう。

     レギュラー降板とCMスポンサーからの違約金発生が予想されるので、たとえベッキーが認めたくても、事務所や関係者がそれを許すはずがありません。それで、週刊誌発売前に、火消しのため、一方的な会見をしたのでしょう。証拠写真の説明や釈明は不可能で、かえって墓穴を掘りかねませんから、質問を受けない異例の関係スタイルとせざるを得なかったのだと想像します。

     
     「糟糠の妻」という言葉があります。「糟糠」とは米ぬかや米かすのことで、粗末な食事を意味し、長年、夫と貧しさを共にして、夫を支えてきた妻のことです。川谷が結婚して間もない「糟糠の妻」を裏切っての不倫だとすれば、まさに「ゲスの極み男」であります。文春の報道では、川谷は半年前に結婚したばかりの妻に「大切な女性ができたので離婚して欲しい」と伝えているそうですが、それが事実だとすれば、ある意味、お決まりのパターンです。

     糟糠の妻を裏切ったり、捨てたりは、ゲスの極みですが、残念ながら、男性心理からすれば、ある意味、必然なのです。一昔前には、ミスチルの桜井が、糟糠の妻を捨てて、女性タレントと結婚。他のメンバーが抗議したらしく、一時は活動停止になったと記憶します。今回の川谷の件も、事実であるなら、「ミスチル桜井パターン」の再現であります。


     「なぜ、糟糠の妻は捨てられるか?

     「なぜ、男は成功後にそんなゲスいことをするのか?」


     この疑問に答えるべく、私なりに三つの理由をあげてみます。

    (1)義務感、責任感からの結婚になりやすい。

     長年、苦労を共にしてきた女性を、成功後に捨てるわけにはいきませんし、大抵は「成功したら結婚」の約束をしています。そうした結婚が常に「二人の夢を実現しての喜びの結婚」になるとは限りません。そう思っているのは女性側だけであって、男性にとっては往々にして「なりゆき婚」「義務感婚」「責任上結婚」「不本意婚」になってしまいます。そういうわけで、糟糠の妻との結婚は、男性はあまり乗り気、本気でないことも多く、そもそもが破たんしやすい結婚としてスタートとするわけです。


    (2)糟糠の妻がウザい妻になりやすい。

     いざ結婚生活が始まれば、糟糠の妻としては、当然、これまでの献身に対しての評価や報酬を願います。夫にしてみれば、結婚前は、「自分を献身的に支えるかわいい妻」ですが、成功後や結婚後は「自分の貢献をアピールするうざい妻」に思えます。まさに、ここが男のゲスなのです。

     献身的に支えてきた妻に恩返しをするのは当然です。むしろ「評価や報酬を求めるかわいい妻」と思うべきでしょう。器の大きな男にはそれができます。しかし、器の小さな男は、男のプライドによって結婚を破壊します。「サポーター、ファンとしての妻」はいとおしく思えても、「対等なパートナー」としての妻はウザい存在なのです。そうです。糟糠の妻が変質したのではありません。夫の意識が変質し、二人の関係が破たんに向かうのです。


    (3)成功者は妻より魅力的な女性からアプローチを受けやすい。

     芸能界で成功すれば、多くの美人女性との交際チャンスもあれば、性的誘惑も受けます。特にミュージシャンで作詞・作曲をするボーカルは、美人女性タレントにもてまくります。賢い美人は、意外なまでにスポーツ選手、お笑い、ミュージシャンなど、道を究める男性に魅力を感じるものです。才色兼備の女子アナやベッキーと同類の関根麻里を見れば、明らかでしょう。

     「糟糠の妻がウザい妻に変質した」と事実誤認をして、勝手に結婚生活に不満を募らせている既婚男性に、未経験の美人女性からのアプローチがあれば、どうなるかは、自明の理でしょう。事実かどうかは分かりませんが、文春の報道からは、事実性の高さが伝わるだけに、個人的には「糟糠の妻と成功者男性のよくあるパターンだろうなー、きっと」と勝手に類型化しています。


     「名前の通り、本当のゲスだったの〜!」と世間を騒がせているゲスの極み乙女。の川谷と対照的に見えるのが、どぶろっくの江口です。あの右側で歌う男性ホルモン過剰分泌と思える「自称・がっつりスケベ」であります。妄想エロソングのお下劣路線の芸人も、元旦に結婚を発表し、それまでの経緯が伝えられるとその美談に「意外とゲスじゃないじゃん!」と世間の評価が一転しています。

     江口の結婚相手は、謂わば「糟糠の妻・辞退女性」です。二人は交際後、出産までしたのですが、「あなたは芸人だから、芸を極めて、この子は私が育てるから」と5年間、シングルマザーとして生きてきたのです。報道によれば、江口には、5歳のお子さんがいるだとか。そして、今や人気芸人として安定期に入った江口の方から求婚したらしいのです。ゲスな芸風のお笑い芸人のピュアな美談に、世間の評価は一転しております。


     はてさて、ここまで読むと、同じ成功者でも、「ゲス川谷」と「どぶ江口」が対照的なように見えます。そうです。「対照的なように見える」のです。あくまで「見える」のであって「事実として対照的」ではないのです。川合と江口の違いは、二人の男性の違いに起因するのではなく、女性の側のあり方の違いに起因するのだと私は考えています。つまり、本当に対照的なのは二人の男性ではなく、二人の妻たちの方なのです。

     一旦、「糟糠の妻」になってしまうと、男性の成功後や結婚後には、上に記してきたような危機が訪れやすいものです。器の小さな男性の方は嫌気がさすのです。しかし、江口の結婚相手のように、「糟糠の妻」にならなければ、男性にはいとおしく思えて、共に生きることを願うようです。女性のあり方の違いは、男性の不誠実も生み出せば、男性の誠実さを引き出しもするのです。きっと「糟糠の妻」は男の身勝手を生み出し、「糟糠の妻辞退」は男気を引き出すのでしょう。


     女性読者の皆さん!残念ながら、これが男性の現実、ゲスの極みです。不当にも、糟糠の妻は往々にして成功後、結婚後は夫にとっての「ウザい妻」になりやすいものです。「二人の夢を実現しての喜びの結婚」を夢見ているのは女性だけで、成功後の男性にとっては「なりゆき婚」「義務感婚」「責任上結婚」「不本意婚」に過ぎないことも多いのです。

     この男女の行き違い、男性の身勝手な心理を知りませんと、痛い目にあいかねません。「希望の会社に就職したら結婚」、「資格を取ったら結婚」、「経済的に安定したら結婚」と約束する彼氏を信じて、長年、献身的に支えた末に、その状況を実現した男性から、別れを切り出されるクリスチャン女性を多く見てきました。なかには、「結婚を約束しているのだから」と性的関係を結んでしまい、その結果、「神様を悲しませ、彼も失い、自分が赦せない」と苦しむクリスチャン女性もいます。

     男性理解不足から、結婚に至らない交際を長年続けてしまい、結婚をチャンスを逃し、後悔することがないようにと願うのです。どうしても、若いクリスチャン女性は、「愛」「信仰」「希望」などの名目で、現実的展望を見失いやすいですから。

     私自身は「将来〜したら結婚しよう」と期限不明の約束、実現が確実でない約束をする男性との交際は、よく考えた方がよいとアドバイスします。何年も献身的に支え、待ち続けても結婚に至るとは限らない現実をお伝えしています。「待っても3年までかな?」とアドバイスします。もちろん、男性が約束を誠実に果たし、糟糠の妻と誠実な夫が、末永く幸福な結婚生活を送ることもあります。しかし、相手男性が誠実であっても、なお不誠実な結果になりかねない男性独自の心理は知っておくべきかと思っています。


     ベッキーとゲス川谷の不倫疑惑報道とどぶろっく江口の結婚発表を比較検討しながら、そんなことを考えました。女性の皆様には、これらの報道の背後に予想される男性心理を知っていただき、恋愛や結婚生活に活かしていただければと願います。 
    | ヤンキー牧師 | 今どきの恋愛と性を考える | 14:17 | - | - | - |
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