命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
<< 世にも意外なクリスマスソング(3)〜トニー谷の「サンタクロース・アイ・アム・橇(ソーリー)」 | main | 藤本満師「聖書信仰」の意義と未来予想図を示すブログ記事の紹介 >>
世にも意外なクリスマスソング(4)セルフ・プロテストソングとしてのさだまさしの「遥かなるクリスマス」
0
     このシリーズ、今日で最終回にしましょう。

     まずは、歌詞はこちら。

    さだまさし「遥かなるクリスマス」歌詞


    youtubeならこのバージョンがお勧めです。
    2007年の夏、広島球場というロケーションは意味があるでしょうし、歌詞も出るので。

    さだまさし「遥かなるクリスマス」


    yahoo知恵袋にあった歌詞の意味についてのQ&Aも意義深いでしょう。

    さだまさしの「遥かなるクリスマス」の歌詞について・・・


     クリスマスと絡めた反戦ソングは数あれど、これはある意味、意外です。

    「戦争反対」という掛け声で政権や体制を批判しているのではないからです。

     ここで繰り広げられているのは、他者批判ではなく、むしろ、正直で純粋な自己批判です。

     自分の卑劣さ小市民ぶり次世代への責任意識の甘さ、世界中で奪われる命に対しての積極的無関心、クズ以外の何物でもない自分に向き合いながら、自責の念に駆られ、葛藤しながら、平和を希求しているのです。

     自分を安全地帯にも、正義の味方にも置くことなく、むしろ、戦争の加担者、協力者たる自らに気が付き、それを認めて、悔いながら、次世代の幸福と平和を願っていくその真実さこそ、それぞれの政治的見解を超えて共感を呼ぶのだと思います。

     心刺されるフレーズが満載です。心えぐられるようなか歌詞の連続です。この歌は、平和のために誰かに対して怒る歌ではありません。むしろ、歌の主人公と共に、自らの心を痛めて、平和を願う歌です。その意味で、この歌はプロテストソングだとは、私は思いません。プロテスト対象が、為政者や体制や世界ではないからです。

     この歌がプロテストしているのは、戦争の加担者、協力者となりかねない自らだからです。その意味で、この歌は「セルフ・プロテストソング」と言えるでしょう。それはクリスチャンにとっては「平和をつくる者」となるチャレンジでもあるはずです。

     セルフプロテストという意外性の故に、最終回として、このクリスマスソング、紹介しました。
    | ヤンキー牧師 | 音楽 | 16:41 | - | - | - |
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31      
    << March 2019 >>
    + SELECTED ENTRIES
    + RECENT COMMENTS
    + RECENT TRACKBACK
    + CATEGORIES
    + ARCHIVES
    + MOBILE
    qrcode
    + LINKS
    + PROFILE