命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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愛こそが決め手〜All We Need Is Love.(3)
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     三回目となる本日は、賜物と愛の関係です。

     続いて2節です。愛が決め手、その第二は、「愛はすべての賜物の決め手」ということです。賜物を活かすも殺すも、それを用いる動機としての愛だということです。では、2節をご一緒にお読みしましょう。(2節朗読)
     
      ここに書かれているものは、すべて御霊の賜物です。特定の人に与えられた天来の特別な能力です。まず、預言の賜物とありますが、これは説教の賜物ではなく、いわゆる直接啓示、直接的に神の語り掛けを受けて取り次ぐ賜物です。また、奥義や知識も聖書を読んで誰もが分かるようなものではなく、特定の人だけが知りえる内容です。また山を動かすほどの完全な信仰とあります。これも、また特別奇跡的な信仰、不治の病が瞬時に癒されるような超自然的な信仰のことを意味します。
     
      しかも、これらはコリント人への手紙を読むなら、異言に勝る賜物だと言う事が分かります。ですから、1節に増して、いよいよ愛の至上性が語られているのです。預言、奥義と知識、完全な信仰、これら、信仰生活上、異言以上に高く評価されるべきものでさえ、愛という動機によらなければ、聖書は「何の値打ちもない」と評価しています。
     

      愛という動機がすべての賜物の決め手であるとするこの原則は、そのまま、今の私たちの信仰生活に当てはまります。結局、神様に用いられて実を結ぶのは、他者も自分も活かして教会を建て上げるのは、賜物豊かな人ではなく、賜物を正しく用いる愛の人なのです。
     
      愛において未熟な人は自己愛に生きるものです。神と人を愛するが故に自分を先送り、後回しにできないのです。自分がどこまでも大事です。ですから、評価されないと奉仕しないのです。自分が好きな奉仕はするが、嫌な奉仕はしないのです。神様が中心でなく、自分中心なのです。自分の好みや都合で取捨選択をするのです
     
     言い換えますなら、賜物の与え主に忠実なのではなく、賜物の持ち主となった自分に忠実なのです。自分の好み、都合、損得、気分に忠実なのです。その結果賜物が活かされません。一方、愛の豊かな信仰者は、違います。「神様、私はこれ嫌いです、苦手です、これには苦労が伴います、でも、せよとおっしゃるなら致します。私はあなたを愛するが故にさせていただきます」そう決心して、与えられた賜物を用いていただいて実を結ぶのです。
     

      そのことはあのタラントのたとえにも明らかです。主人は「よい忠実な僕だ」賞賛しています。神様の私たちに対する評価はどれだけ儲けたかではなく、賜物に対する私たちの忠実さなのです。 では、その忠実さはどこから来るのでしょう。よい僕たちは、多く(1タラントは6000日分の賃金、今で言えば6000万円相当)を任せて下さった主人の愛に報いようと忠実にタラントを用いました。主人の愛に報いようとする愛の思いがタラントに対する忠実さとなって現れました。
     
      一方の悪い僕は言いました。「ご主人様あなたは、蒔かない所から刈り取り、散らさない所から集めるひどい方だと分かっていました。そこで私は恐くなったのです」。つまり、1タラントもの大金を任せた主人の愛を知らず、ひどい方と誤解していたのです。そして、臆病になり、主人の愛に愛をもって答えようとしなかったのです。 そうです。愛こそが決め手なのです。愛が賜物に対する忠実さを生み出し、愛こそが賜物を活かすのです。

     
     聖書は言います「預言も、奥義も知識も、山を動かす完全な信仰でさえ、愛がないなら、何の値打もありません」と。愛こそが決め手、その二つ目は、「愛はすべての賜物の決め手である」ということです。お互いは賜物のあるなし、賜物の豊かさ乏しさに一喜一憂している場合ではありません。人と比較している場合でもありません。愛を学び、愛を追求し、愛に生きて愛によって賜物を用いる者でありたいと願います。
    | ヤンキー牧師 | 信仰エッセイ | 23:17 | - | - | - |
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