命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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クリスチャン女子が経験する「い〜じゃないの〜?」「ダメよ〜、ダメ、ダメ」(上)
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     「日本エレキテル連合会」という名前からしてシュールなお笑いユニットが、人気のようです。その代表的なコントで、異様なメイクの二人が発する「い〜じゃないの〜?」「ダメよ、ダメ、ダメ」のやり取りは、子どもの間でも流行語になっているのだとか。

     ご存知ない方はこちらのウィキペディアをどうぞ。

    ウィキペディア「日本エレキテル連合会」


     9月7日の夜は、宮城県内のホテルに宿泊。牧師先生との会食と幸いな交わりを終えてホテルに帰ると、「行列のできる法律相談所」にあの二人が出演しておりました。そして、ブレイクのきっかけとなったあのネタができたきっかけを語っておりました。それによれば、約2年前、深夜のファミレスで、ネタを考えていた二人の横の席に、熟年のカップルがいて、宮史郎似の70代男性50代の女性を口説いていたとのこと。

    「草津温泉 行かない〜?」「う〜ん…」「い〜いじゃないの〜?」「ダメよ〜」。こんなやり取りが4時間も続いたのですが、連合会の二人はそれをずっと観察していたのだそうです。そして、出来上がったのが、あの大人気のネタであります。


     そこで、クリスチャン読者の皆様にお伝えです。「い〜じゃないの〜?」「ダメよ〜、ダメ、ダメ」は、教会の外の深夜のファミレスの熟年男女や、居酒屋の中年男女や、デート中の青年・学生男女のやりとりだと思ったら、大間違いですぞ!まさに、これは、教会に集うクリスチャン女子たちが、たびたび経験しているやりとりなのです。教会に集っている多くの青年女子、女子大生クリスチャンは当然のこと、予想外に多くの女子高生クリスチャンがこのやり取りを経験済みなのです。青年や学生のキャンプや集会では、しょっちゅうこの手のお話しをお聞きしています。

     もてるクリスチャン女子は特に大変です。ノンクリスチャンの男性(時にはクリスチャン男性の場合も)と交際をしていると、最終的には、「い〜じゃないの〜?」「ダメよ、ダメ、ダメ」のやりとりが起こります。まあ、下品な表現をお許しいただければ「やらせろ」「やらせない」の議論であります。本当に生々しく、リアルな世界です。

     今まで、何人かの未信者男性と交際してきたけど、最後は、すべて、これで別れたと泣いて報告するクリスチャン女子をこれまで何人も見てきました。こうなることが予想できてしまうから、未信者男性とは付きあわないと決めているクリスチャン女子もいます。あるいは、最初から性関係を持たないことを承諾してもらってから、交際をスタートするクリスチャン女子もいます。


     今年になってからも、このやり取りの相談や報告は、多くのクリスチャン女子からいただきました。未信者の彼氏から「それ(セックス)ができないなら付きあう意味がない」と言われ「こちらから、別れた」と報告するクリスチャン女子大生がいました。これには、「大正解!アッパレ、そんな男こちらから捨ててやれ!」と大絶賛。「聖霊の宮」であるクリスチャン女子の体を、「一時的な欲望の餌食」にしてはなりません。

     逆に結婚を願っている未信者男性からの求めに負けてしまい、過ちを犯し、結局、結婚もできず別れたというクリスチャン青年女子もいました。これは、結構よく見聞きするパターンです。彼女は、自分の罪に真摯に向き合い、真実な悔い改めをして、その実を結ぼうとしています。きっと、回復の道をたどってくれることでしょう。

     一番、当人にとって不幸なのは、求めに応じてしまいながら、悔い改めることなく赦しの確認を得ることなく、ごまかして、教会生活を続けたり、結婚をするクリスチャン女性たちです。そのことが当人の罪悪感を深め、夫や神様との関係にまで問題をもたらし、結婚生活や信仰生活に支障や破たんをきたす事例もいくつか見てきました。


     クリスチャン男性が少なく、結婚に不安を覚えてしまうクリスチャン女子にとって、「い〜じゃないの〜?」「ダメよ、ダメ、ダメ」は、もはや、ギャグの世界のやりとりではないのです。まさに彼女たちが、リアルに体験して、傷ついたり、過ちを犯して苦しんでいる世界なのです。

     中高生時代に恋愛や性について聖書から教え、聖書的な恋愛観や結婚観を持たせなければ、こうしたリアルな現場に放り込まれたクリスチャン女子たちは、拒否できるだけの価値転換、聖書的根拠、信仰的確信を持ちえず、妥協しかねないのです。実際に、教会がはっきり語らないために、ぼんやりとした理解のままで、妥協してしまった学生や青年は、本当に多いのです。

     このパターン(彼氏も神様も失う事例)については類似の事例について以前記していますので、ご参照ください。

    性的傷に苦しむ女性たち(3)
    http://blog.kiyoshimizutani.com/?eid=218


     中には教会生活を離れていった者も少なくありません。そして、教会離れの原因を親も牧師夫妻も知らないのです。「そんなことはうちの教会にはないし、これからもない」と思っているクリスチャンの親や先輩、CS教師や教職者は、失礼ながら、おめでたすぎると思います。


     「い〜じゃないの〜?」「ダメよ〜、ダメ、ダメ

     
     あのコントを見たら、どうか、思いだして欲しいのです。こうした現場にいるクリスチャン女子たちのことを。やがて、こうした現場に送り出されていく教会の中高生女子たちのことを!

     教会に集う大人の皆さん、特に親や教職など、指導的な立場にある皆さんにお願いです。どうか、この不都合でやっかいな現実から目を背けないでください。そして、遅くとも中学生の間までには、聖書からはっきりと真理を伝えて下さい。

     教会は、クリスチャン女子という「羊」を「い〜じゃないの〜?」と迫る「オオカミ」の中に遣わしているのです。だとしたら、「ダメよ〜、ダメ、ダメ」と聖書的根拠と信仰的確信をもって言い切れるまでに、彼女たちを教え導く責任が、教会にはあるのではないでしょうか?

     明日はこのやり取りの具体例を紹介して、共に考えたいと願っています。
    | ヤンキー牧師 | 聖書的恋愛論 | 15:48 | - | - | - |
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