命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
<< 向き合うべき問題、全体像は、船の右側7月号で | main | 毎日新聞の連載「戦後70年に向けて:いま靖国から」に石井希尚師のバンドが >>
韓国で初の同性愛者パレードと保守系キリスト教団体?の妨害行為
0
     四日前に教えていただいた記事ですが、他の記事を優先したため、本日のアップとなりました。どうも韓国で初の「クィア・パレード」が行われ、ある保守系キリスト教団体が、実力行使で妨害をしたとのこと。「クィア」とは同性愛者を意味する言葉で、このパレードは同性愛者の人権を訴えるもののようです。

    「神様の名で同性愛嫌悪暴力騒動」
    http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/knews/00_2014/1402186858428Staff

     生々しい多くの写真と詳細な記事は、この出来事をリアルに伝えています。この記事によれば、騒動の中、パレードの側が妨害するキリスト団体に向かって「君は愛されるために生まれてきた」を歌ったとのこと。私個人の感想としては、「クリスチャンの側が君愛歌われてどうすんの?」であります。

     保守的なキリスト教会の一員として同性愛に反対するのは、正当なことでしょうが、問題はその方法です。デモという正当な権利を妨害し、しかも妨害が暴力によるのですから、それは違うでしょうと思うのです。抗議方法が不当で暴力的だから、「君愛」を歌われて非暴力の逆抗議をされてしまうのです。記事にもあるように、一般的なクリスチャンたちはこの妨害行為を、不適切と判断し、悲しんでいることでしょう。

     同性愛に反対することは、同性愛者の人権を否定することでありません。「同性愛→ソドムとゴモラ→神に憎まれている→滅ぼされるべき存在」との短絡的な評価が一部のキリスト教会には、いまだににあるようで、残念です。多くの国での教会側の抗議行動は、この記事によれば、抗議のプラカードを掲げて静かに立っているなどが標準のようです。これなどは、成熟したクリスチャンの抗議方法かと思います。

     たとえば、近い将来、日本で同性婚法制化の可能性が高まり、こうしたデモやパレードが行われることがあるとしたら、日本の保守派の教会は、抗議活動をするのでしょうか?団体として抗議文を公に発表するのでしょうか?正直、まだリアリティーはないですが、隣国の出来事に触れる中で、意外と近い将来に問われることかも知れないと感じています。
     
    | ヤンキー牧師 | キリスト者としての性を考える | 18:20 | - | - | - |
       1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    2627282930  
    << November 2017 >>
    + SELECTED ENTRIES
    + RECENT COMMENTS
    + RECENT TRACKBACK
    + CATEGORIES
    + ARCHIVES
    + MOBILE
    qrcode
    + LINKS
    + PROFILE