命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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妻には意外? 夫の不倫理由(下)
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    昨日に続いて夫の不倫について論じます。

     北野誠さんは、「男が結婚に求めるのは癒し」「嫁が優しくしてくれたら浮気はしない」とか、一方的に妻の側だけに改善要求をして、女子アナに突っ込まれておりました。ほとんどの女性は結婚すれば癒し系から威圧系に変貌しますし、しっかりした賢い妻の多くは、谷繁監督のように「きつい嫁」を兼任しているものです。

     既婚者男性は、こうした現実を受け止めて生きるしかないのですが、ありえない理想や自分勝手な要求を抱き続けると極度の「満たされない状態」になるのでしょう。そもそも、妻を必要以上に「威圧系」や「きつい嫁」にしていくのは、夫が妻に愛情実感を与えないからです。自分のスタイルで、相手に伝わらないような愛情表現に終始しているからです。

     その結果、妻を威圧系できつい嫁にしておいて「満たされない思いから不倫」というのは、身勝手すぎると言わざるを得ません。まず、夫の側はそうした自分の愚かな現実を客観視して認めることかと思うのです。妻が愛情実感をできるように愛を伝えさせすれば、ほとんどのクリスチャン女性は、それほど「威圧系」や「きつい嫁」にはならず、夫を尊敬し、従おうとするものですよ。嘘だと思ったら、記事の最後に推薦する書物を読んで、実行してみましょう。実行もしないで、諦めないで欲しいのです。

     男の身勝手なのは当然として、妻の側にできる最低限の努力は、夫が強い浮気の誘惑にさらされるような態度をとらないことかと思うのです。心の底で夫を軽蔑している妻、夫への言葉のほとんどが不満と叱責とダメ出しの妻、聖書が命ずるように夫に従わないのでなく、夫に従わないことに決めてしまっている妻は、ご自分が夫を強い不倫願望を抱く心理状況に追い込んでいることを知っていただきたいです。夫がクリスチャンであっても、このことは、全く変わりません。

     私は、妻が夫に対して、素直に「ごめんなさい」が言えて、夫の妻に対しての努力については、それが的外れで拙いものでも、とりあえず「ありがとう」が言えたら、夫の不倫願望は半分以下になるだろうと予想します。相手の非を指摘しながらも自分の非は認めぬ妻、夫の的外れで拙い愛情表現を全否定する妻が、夫を危険な心理状態に追い込むものです


     多くの男性は妻に受け入れられ、尊敬され、賞賛され、慰めされ、励まされないと願っています。でも、バカにされたり、軽蔑されるのを恐れて、本音や弱音を吐けないでいるものです。一旦、「威圧系」や「きつい嫁」という判断をしてしまうと、もう、妻にはそのことを期待できなくなります。

     そこで、妻以外の女性に、代理機能を求めて、不倫に走るわけです。職場や仕事の関係でその代理機能を果たす女性がいれば、昨日の記事に記したように、若くも美人でもない女性に走ってしまいます。また、スナックの女性や飲み屋のママは、その道のプロですから、金銭と交換で、プロレベルでの代理機能を果たしてくれます。そうして、男性たちは妻に期待できない代理機能を不倫相手に果たしてもらうのです。妻には言えない本音を伝え、慰めと励ましをもらうのです。妻にバカにされそうな弱音を吐いても、受け止めてもらえるのです。

     こうした「夫の身勝手な願望と、それを果たすことが期待できない妻」という夫婦関係が、不倫の温床となっているようです。夫の身勝手な願望を理解し、不本意でも一定応答しようとする「癒し系の妻」や「賢い大人の女性」はあまり多くないのが、現実です。多くの妻が夫との心の会話ができないと嘆きますが、実は、夫の方も、本音や弱音を吐けない妻に、口には出しませんが、失望していることが多いようです。
     

     私の経験や観察では、真面目なタイプのクリスチャン男性が不倫に走るケースには、上に記してきたパターンが多いです。クリスチャン男性が不倫など、とんでもありませんが、真面目夫の場合は、背景に、夫が心理的に追い詰められるような夫婦関係があることがほとんどです。

     とにかくそうなる前に、夫婦で向き合うことです。本音や深い心情を伝え合えない、伝えても受け止め合えない夫婦になってしまうことが、夫の不倫の温床なのえす。そもそも向き合える夫婦関係を結婚当初から、いいえ、結婚する前から築き上げていく努力をしていくことかと思います。

     特に男性が、交際期間や婚約期間に、情けない本音や弱音を小出しながらも一定、相手に知らせていくことは、女性が男性理解をして、二人の心の通じ合いを作っていくためにも有意義かと思います。交際や婚約期間が持つ大きな意味の一つはそこにあると感じています。結婚後は妻の側が、男性理解を深め、夫の身勝手な要求をどこまで受け止めて応答するか?でしょう。ある意味不条理なことですが、妻がそうした努力をするなら、夫は変わり、成長し、夫婦関係が良好になることが多いです。


     最後に、聖書的で、分かりやすくて、実用的な書物として二冊を推薦しておきます。どちらも私たちを聖書的な異性理解に導き、実際に相手に伝わる形で愛を示し、向き合える夫婦関係を築いていくためには、最高の助けとなる良書です。

    一冊目はこちら。
    ゲーリー・チャップマン著「愛を伝える5つの方法」(いのちのことば社)
    http://www.wlpm.or.jp/pub/serch_detail.cgi?keys1=000021330

    二冊目はこちら。
    エマソン・エグリッチ著「愛されたい妻と尊敬されたい夫」(ファミリー・フォーラム・ジャパン)
    http://www.ffj.gr.jp/new/books03.htm

     これは完売状態ですが、中古で買えるといいですね。同署を本ブログで取り上げた記事はこちら。
    「愛されたい妻と尊敬されたい夫」はホントにスゴイ
    http://blog.kiyoshimizutani.com/?eid=1942

    この書物と同様の趣旨で記した本ブログの記事は以下のもの。

    「尊敬されないと愛するのがキツい夫たち」
    http://blog.kiyoshimizutani.com/?eid=1943

    「夫への敬意伝達は最高の浮気環境対策じゃ!」
    http://blog.kiyoshimizutani.com/?eid=1945

    「夫の栄養源は妻の褒め言葉、妻の栄養源は夫の愛」(上)
    http://blog.kiyoshimizutani.com/?eid=2958

    「夫の栄養源は妻の褒め言葉、妻の栄養源は夫の愛」(下)
    http://blog.kiyoshimizutani.com/?eid=2959

    妻より低収入の夫、浮気率は5倍
    http://blog.kiyoshimizutani.com/?eid=2141



    「不倫理由の半数は満たされない思い

    「不倫相手が妻より美人は1割」

     妻である皆様には、この男性の不倫の現実とそこに込められた男性心理をご理解いただき、夫を強い不倫願望にさらさない夫婦関係を築いてゆかれますように願うばかりです。二回にわたる今回の記事が、夫の不倫防止とお互いが満たされる夫婦関係の一助になれば、感謝なことです。
    | ヤンキー牧師 | 夫婦相互の課題と成長 | 18:14 | - | - | - |
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