命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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教会が船なら、客船、漁船、カヌー、それとも、公園のボート?
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     先日の記事「牧師は船長で、信徒は乗客か?」が、かなり拡散しているようで、多くの「いいね!」をいただいております。そんな中、昨日は牧師らが60人弱集まる集会(TEF総会・講演会)に出席。そこで、近くに座った若き伝道者からお聞きしたのが、「教会をカヌーにたとえた話をきいたことがある」との話。これは、なるほどと納得。


     そこで今回考えたのが、「教会が船なら、それは、客船か?漁船か?カヌーか?それとも公園の池のボートか?」ということ。

     客船であるとすれば、先日の記事の通り、「牧師が船長、信徒は乗客」ではなく「牧師も信徒も船員」で「未信者、求道者が乗客」だろうと思うのです。

     しかし、教会は、人をすなどるのですから、「漁船」という面があるはずです。では、教会が漁船であるとするなら、信徒は「漁師」となるはず。チームとなって、共に労して、魚を取とるわけです。牧師も漁師なのでしょうが、役割としては、リーダーで、漁師たちを教育指導するとともに、漁全体を仕切るのでしょう。

     信徒の皆様におかれましては、牧師一人に漁をさせて、自分は丼に白飯を盛り付けて、「センセー、まだー?腹減ったんだけどー」と箸を片手に海鮮丼の具を要求することのないようにと願います。こうした船上での態度でありながら、不漁を牧師一人の責任とするのは、大きな考え違いだと思うのですが、どうでしょう?自分の役割を自覚しないそうした自己充足的態度は、漁船の経営を破たんさせかねません。また、牧師の皆様におかれましては、船上の漁師たちが、ちゃんと漁をするように、励まし、教えたいものです。牧師は教師なのですから。


     さらには、教会は、一致して宣教と教会形成を前進させるのですから、奉仕という面では、カヌーにたとえることができるでしょう。言うまでもなく信徒の方々は、漕ぎ手です。牧師は最後尾で、指示を出し漕ぎ手をリードする「舵取り」でありましょう。漕ぎ手は、舵取りの指示に従い、一致して、同じタイミングで漕ぐのです。「聖徒を整え、奉仕の働きをさせる」というイメージには、このたとえが近いのでは?

     漕ぎ手の皆さんが、カヌーの船上であぐらをかき、おにぎりをほおばり、お茶を飲んでばかりというのは、どうかと思うのです。それで、舵取りに向かって、「船が進まない」と不満を伝えるのは、あんまりだと思うわけです。一旦、こうした漕ぎ手になってしまうと、意識変革は大変かと思いますが、舵取りの皆様におかれましては、カヌーを前進させるために、献身されたのですから、勇気と忍耐をもって、漕ぎ手の意識改革に努められますようお願い申し上げます。


     最後に教会は、交わりという面では、公園の池のボートかと考えるのです。目標に向かって船を進める必要はありません。同じ池の同じ船に乗って、話し合うこと自体に意義があるのです。ところが、公園のボートで漁業を試みたり、他のボートとレースを始めたりする乗組員も一部いたりします。漁船やカヌーとお間違えなのでしょう。

     たぶん、交わり自体の意義を理解も実感もできないがために、交わりを宣教や奉仕に変質させてしまっているのだと思われます。自分が何の船に乗っているかを忘れ、こうした勘違いをするのは、目的達成主義、活動主義、業績主義に陥りやすい男性乗組員に多いように観察しております。

     もちろん、女性乗組員も時に、漁船上で会話に花が咲き、不漁に終わる、カヌーの競技中に交わりが充実しすぎて、レースに負けるなど、どうかと思われる事例があるのは、周知の事実?でありましょう。



     教会という船は、場面や働きによって船が変化するようですが、私なりに、無理やりまとめるならこうなるでしょうか?

     教会をにたとえるなら、

     教会形成においては「客船

     伝道においては「漁船

     奉仕においては「カヌー

     交わりにおいては「池のボート


     多面性を持つ教会であるが故に、「今、どの船に乗船しているか?」との自覚と、教会全体の共通認識は、大切なように思うのです。この無理やり感満載のたとえが、何かのお役に立てば、うれしいです。
    | ヤンキー牧師 | 自己愛シリーズ | 15:05 | - | - | - |
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