命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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「牧会相談の実際」を今、読める神学生、若手牧師は幸いである!
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     いやー、いいですね。「牧会相談の実際」は。さっそく久保木先生が、高い評価をされ、概要を紹介するブログ記事を記しておられます。

    牧会相談の実際」を読んでの感想など・・・
    http://blogs.yahoo.co.jp/sjy0323jp/64518449.html


     久保木先生の見解どおり、「神学生は必読!」これは、間違いなしでしょう。この時代と社会にある牧会現場に出ていくのに、この書物を読んでおくのとそうでないのとは、大違いとなるでしょう。これからは、ますますカウンセラーなどの援助者との協力が不可欠になることでしょうから。もちろん、現場に出たばかりの教職は、すぐに、この書物の重要性や意義を実感することでしょう。

     多くの牧師は、長年、働けば以下のようなかなりキツイ経験のいくつかをするでしょう。
     
    依存的な信徒や求道者の要求に際限なく、応答しながらも、最後は、注いだ愛を裏切られての徒労感

    不登校に対処すれば、親から「祈りだけ」と批判されたり、逆に具体的な支援をしようとして怒りをぶつけられ困惑

    人格障害を持つ信徒や求道者に、巻き込まれ、振り回されの自己喪失

    忠実な信徒の予想外の離婚危機や家庭病理に向き合いながら、祈るばかりで具体的支援ができぬ葛藤

    うつ病となった信徒の自死、家族の自死に苦しむ遺族信徒を前に、自分が不十分だったからでは?との自責の念


     この時代と社会では、ほとんどの牧師がこれらのキツイ経験のいくつかを持ちます。その痛い経験を経て、ようやく、自らの牧会、人間理解、信仰理解を問い直すことが多いように思います。「神学校在学中に知っていれば」、「現場に出た初期に体得しておけば、もっとよい対処ができたのにー!」と悔やまれることも。私もその一人です。

    神学生の時にこの本があれば!」
    「伝道者生涯の初期に読んでおきたかったー!」
    「やっぱり、今からでもこの書物で学んだことを活かすぞー!」
     
     これが、「牧会相談の実際」を読んでの私の正直な思いです。

     神学生の皆さん、牧会現場に出て数年の皆さん。大変な時代と社会の中での働かれることに同情します。しかし、同時にこうした書物が出版される時代に生きておられることをうらやましく思います。ぜひとも、同著をお読みいただき、これからの働きに活かしてください。できれば、私たちの世代と同じような失敗や過ちを通過せずに、対処の指針や方法を体得していただきたいのです。読むと読まないのでは、雲泥の差ですぞ。

     しかし、何も、同著は、教職者向けの専門書ではありません。この病みやすい時代にあって、身近な信徒や未信者の支援を願い、牧師を助けていきたいと願うながら、是非ともお読みいただきたいのです。

     また、教会役員の皆様、牧師が、現代ならではの課題が理解できなかったり、それに対処できず苦慮しておられるようでしたら、同著をプレゼントなさってください。役員として最高の貢献になるかもしれません。


     著者の一人である藤掛先生が、ご自身のブログで同著についての記事を始められましたので、ご紹介申し上げます。

    「牧会相談の実際」第1章についての思いつきメモ(1)
    http://fujikake.jugem.jp/?eid=3855
     
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