命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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stap細胞、幸せの可能性と不幸を避ける倫理性
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    stap細胞が、大変な話題となっております。私はある聖書的身体論の立場から、移植医療については慎重派ですが、再生医療については、肯定派です。特に今回のstap細胞は、発ガン性のリスクと受精卵を用いる倫理性を克服しているようで、より問題なく、病で苦しむ人々に希望を与えるものだからです。

     でも、手離しで肯定しているわけではありません。どのようにすぐれた医療技術も、それが生命にかかわる限りは、倫理性についてのチェックは不可欠だと思うのです。もし、倫理を問わず、「治療可能となる人たちの幸福」ばかりを最優先するなら、人間の欲望は無限に増長され、「新たな医療技術」が、人類に「新たな不幸」をもたらす可能性があるからです。新たな医療技術は「新たな幸せの誕生」を意味しますが、同時に「新たな不幸の誕生」の可能性をも含んでいるのです。だからこそ、倫理を問うことによって、幸せの可能性を尊重しつつも、不幸を避けるのです。今回のタイトルである「幸せの可能性と不幸を避ける倫理性」は、医療や生命に関する最先端技術を考える際に不可欠な指針だろうと思いつけてみました。

     そこで、倫理的問題を書こうと思っていたのですが、愛読するブログに最適のものを見つけたので、自分では書かずに、そちらを紹介するとしましょう。倫理的問題点を指摘した記事と、その問題点をSF小説風に事例として提示しているものです。本当は自分がこうした記事を書くべきとは思いつつも、思わず「あっぱれ」と思ってしまった秀逸な記事であります。


    ブログ「伊那谷牧師の雑考」より
    「STAP細胞の人間への応用に伴う倫理について
    http://zios.seesaa.net/article/387440667.html

    「STAP細胞にまつわるサイエンス・フィクション」
    http://zios.seesaa.net/article/387468996.html
    | ヤンキー牧師 | 生命の尊厳・生命倫理・医療倫理 | 17:59 | - | - | - |
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