命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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君は大原孫三郎を知っているか?!
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     今日はクイズから始めてみましょう。次の企業の共通点は何でしょう?

     ライオン、グンゼ、パイオニア、森永製菓、山崎パン・・・・・。

     正解は創業者が、クリスチャンの企業であります。(私の知識がただしければの話ですが・・・・)

     そして、今日のタイトルの大原孫三郎であります。この方は、創業者ではなく、クラボウ(倉敷紡績)の二代目社長でクリスチャンであります。実は先々週の金曜日は大阪で人権講演会の奉仕。大阪同和人権問題企業連絡会という企業の団体で、講演の機会をいただきました。この団体は元々は同和人権問題を扱う企業の団体ですが、最近は、広く多様な人権問題を扱っているようです。60人ほどの各企業の人権担当者に向かっての講演は結構、緊張しました。聖書の創造や十字架から人権をお話ししたので、人権論に加えて福音の本質もお伝えできたようで、二重の感謝でした。

     その会場が、大阪にある「クラボウ」本社でありました。主宰者から教えていただいたことがいくつもありました。そもそもクラボウは人権問題に熱心な企業であること、ユニクロに繊維を提供している大手企業であること、二代目社長の大原孫三郎氏が、福祉、医療、美術などで大きく社会貢献をされたことなどです。

     そして、講演会場に行きますと、クラボウの社員さんから「クラボウ列伝」なる小冊子をいただきました。それによると二代目社長の大原孫三郎氏は、生涯を孤児救済にささげ、「児童福祉の父」と呼ばれたキリスト者石井十次を心の師と仰ぎ、その働きのために、私財での支援も惜しまなかったとのこと。さらにそのスピリットは現在も福祉や医療を通じて継承されていると知ったのです。

     小冊子には明記されていませんが、大原孫三郎社長はクリスチャンにちがいないと思い、帰宅して、グーグル検索。

    wikipedia「大原孫三郎」
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%8E%9F%E5%AD%AB%E4%B8%89%E9%83%8E

    やはり予想通りです。社長の息子として、放蕩三昧の後、キリストに出会い回心。現在の日本基督教団倉敷教会の教会員第一号とのこと。現在のクラボウ、クラレなどを含む大原財閥の莫大な企業利益を、孤児院のために投じていたようです。その金額は現在の金額で100億円相当だというのですから、すごいです。「明日ママ」にスポンサーを申し出たり、大須演芸場に支援を表明した高須クリニック院長さえ、かすんでしまいます。

     石井十次をご存じない方はぜひ、こちらをご参照ください。野島伸司氏と日テレには、石井十次と大原孫三郎に学んで、日本における児童福祉の歴史認識をもっていただきたいもの。

    wikipedia「石井十次」
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E4%BA%95%E5%8D%81%E6%AC%A1


     クラボウの会社のサイトには当然、二代目社長の偉業と崇高な企業理念が、紹介されております。

    クラボウのホームページの「創業」
    http://www.kurabo.co.jp/sogyo/

    明治20年に若干22歳にして日本初の孤児院を創設した石井十次を経済的に支えたのが、二代目社長だったのですね。今、児童養護施設が注目を集めていますが、日本におけるそのスタートは若きクリスチャンとそれを支えた若きクリスチャン社長であったことを、心から誇りに思います。
    | ヤンキー牧師 | この方もクリスチャン? | 18:04 | - | - | - |
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