命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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家庭の破れ口、福音の光が差し込む窓口(4)〜イエス家に学ぶ
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     「聖書的名意味での祝福された信仰者家庭」を考える時、一つ素朴な疑問が湧き上がります。それは、イエス家は祝福された家庭であったのか?ということ。

     そもそものスタートが世間の目から見れば「でき婚」であります。救い主を宿したのですから、実質は祝福でしょうが、周囲にそんな理解があったとは思えません。世間からは随分冷たい目で見られたのでは?

     子育てが始まれば、ヘロデ王のメシア抹殺作戦が開始。一家はエジプトへの逃亡を余儀なくされます。きっと東の博士からのプレゼントが逃走資金になったのでしょう。神様は必要を備えておられたと思われます。

     イエス家は弱小民族の貧しい大工の家庭です。ブルーカラーであります。イエス様の進路選択はと言えば、家業を継ぐしかありません。真理そのものである方ですから、ラビなれたでしょうに、初等教育のみで、大工として社会参加です。どうも、どこかの時点で、父、ヨセフは死亡したもよう。30まで大工として生きられたようですが、その理由の一つは、一家の生計のためかと思われます。

     今で言えば、父を失った長男が、中卒で大工を始めて、一家を支える家庭です。「貧困」「ブルーカラー」「低学歴」「片親家庭」の四つがそろった家庭であります。それらは、人として生きる苦しみを通るための必然であったのでしょう。

     私はイエス家は、「祝福された家庭」だったと考えています。なぜなら、この家庭は、神様の御心に生きたからです。祝福を願う側の思いとは異なりますが、祝福主の側の思いにそって歩んだからです。

     そう考えますと、貧しさ、社会的地位の低さ、子どもの低学歴、片親であること・・・。それをもって自分や他者の家庭を「祝福されていない家庭」とするのは、あまりに乱暴でありましょう。イエス家を見るなら、それは破れ口なき、ある意味で理想の家庭であったのかもしれません。

     同時に、「貧困」「ブルーカラー」「低学歴」「片親家庭」が破れ口となっている信仰者家庭があるならば、イエス様は、その苦しみを100%体験者としてご理解くださるはずです。そして、その破れ口を通じて、救い主は、恵みを注いでくださるのです。

     神が人となり、「貧困」「ブルーカラー」「低学歴」「片親家庭」を経験されました。それが聖書が示す救い主なのです。家庭に破れ口を見る時にこそ、家庭人としての救い主を思い起こしたいものです。
    | ヤンキー牧師 | 育児・信仰継承・家庭・養子 | 17:52 | - | - | - |
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