命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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婚活系クリスチャンのための自己決定、自己管理、自己責任セミナー(2)
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     よく「結婚するのは得か損か?」という議論を読んだり、聞いたりします。何でも男性たちが結婚に際して一番損だと思うのは「自由になるお金が減ること」だそうです。一方の女性は「自由になる時間が減ること」なのだとか。

     それは、その通りでしょう。だからと言って「損だから結婚したくない」「損をするシステムだから結婚先延ばし」「快適な独身生活を可能な限り続けたい」という発想は、肉食系世代の私には共感できません。ごめんなさい。

    「結婚なんて損得でするもんじゃないだろー!」
    相手のために損しても構わないと思うほど、人を好きなれよー!」
    「相手のために金と時間を与えることが、リアルな結婚生活なんだよ!」
    「結婚の本質は自分を相手に与えることだ!相手からもらおうと思っていること自体、おこちゃまなんだよ!」

    などと、肉食系おじさんは、さばき心満載で叫びたくなってしまうのであります。いかんともしがたい世代間格差でもあります。でも、冷静に考えてみれば、「与えることの喜び」「他者のために生きる人生の豊かさ」を教えもせず、見せても来なかった親や大人たちの責任の方が大きいように思えてなりません。損得優先で結婚に消極的な世代はそうした前の世代の犠牲者なのでしょう。そんな暖かい理解なしに、さばいてはいけないなーと反省であります。

     ある本で読んだのですが、何でも「結婚」を意味するヘブル語は「献身」という意味なのだとか。まさに、「自分の自由になるお金と時間を相手に与えて減らす」などは、結婚=献身の具体的現われなのであります。性生活も、お互いの体をむさぼりあうことでなく、お互いの体を与え合うことです。相手の体を利用して自らの性的満足を得ることでなく、相手の性的満足のために、自らの体を与えることです。結婚生活の現実は、常に自分を相手に与えることの連続です。だから、自己中心で罪深い私たちは、結婚で苦労をするのです。しかし、同時に、結婚を通じて、自らの自己中心を嫌でも見せ付けられ、与える恵みや他者のための人生が訓練され、成長させていただけるのでしょう。

     結婚とはこういうものなのですから、結婚準備として大切なのは、「自己管理能力」です。結婚前に一定の自己管理能力を身に着けておくことが、結婚後の良好な夫婦関係につながります。なぜなら、愛する相手に喜んで与えられる人になるためには、その前に、自分のものは、ちゃんと自分で管理できる人になるべきだからです。つまり「与える前の自己管理」ということです。逆に言えば「あんた、自分のものもろくに管理できないのに、結婚してから相手のために与えていけるの?」ということであります。


     では、何をどのように自己管理の訓練をしていくことが、自立度向上であり、結婚準備となるのか?そのことは明日の記事で。
    | ヤンキー牧師 | 婚活と伴侶選択のために | 16:23 | - | - | - |
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