命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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育てよう健全信徒(25)〜「ダントツの二位クリスチャン」
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     今年のプロ野球ペナントレースは、本当に楽しくない私です。金に糸目をつけず補強した莫大な戦力はもちろんのこと他チームの監督への同情心もあってか、後半戦になると某金満球団は連勝続き。今や、ダントツの一位であります。二位のわが軍に約10ゲームの差をつけての優勝待ち状態。

     では、二位のわが軍と言えば、これまた、三位に10ゲーム程度の差をつけているのです。一ヶ月程前のこと、わが軍の将は実にユニークな発言をされたのであります。

    「うちもダントツ2位のプライドがある。ぶざまな戦いはできない」


      「ダントツの二位」。使い方によって、これは自虐的にもなれば、プライドにもなる不思議な表現。

     そこで思いついたのが、「ダントツ二位クリスチャン」であります。神様を第一として、それ以外のことより、信仰を優先させるあり方は、熱心で献身的に見えます。神様とそれ以外のことは野球で言えば、10ゲーム差をつけたぶっちぎりの差があります。

     では、神様を第一としているかと言えば、よく観察をすると、さらにその上に、10ゲーム差でダントツ一位の「ある存在」が明らかとなります。実は、神様はダントツの二位なのです。その上に、ダントツの一位がいるのです。

     それは「自分」。自分がダントツの一位で、神様がダントツの第二位のクリスチャン。それが「ダントツ2位クリスチャン」であります。

     「献身的に見えたが、実は自分至上主義」。奉仕は自己価値確認のため、献身的なのは依存性の現われ、集会出席は孤独解消目的、賛美好きは、自己感情の高揚の故・・・・。すべては、自己目的なのであります。

     これは、自己を客観視できるクリスチャンの多くが、神の前に自問する内容だと思うのです。「究極的に自分の信仰や熱心は神のためか?自分のためか?」と動機や目的を問うわけです。そうしたプロセスを通じて、クリスチャンとされてからも根強く残る自己中心は、克服され、神中心に移行していくのでしょう。

     神をダントツで第一としているつもりでも、実際には、その上にダントツで自分を置きかねないのが、私たちの驚くような罪深さであります。主観的、思い込み優先順位と、客観的事実としての優先順位は、時に大きく異なるもの。

     「神第一」という言い古されたスローガンを、客観的事実にしてゆきたいものです。
    | ヤンキー牧師 | 健全信徒・教会・コリント化シリーズ | 08:41 | - | - | - |
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