命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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ここにも差別?社会生活編(2)
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    沖縄のホテルからの投稿。こちらでは昨日から雨続きです。
    前回は「差別問題は当事者にわが身を置いて」と書きましたが、その通りの体験談を以前、一人の牧師からお聞きしました。

     その牧師はある事情から、教会の近くに同和地区があることは承知した上で別の教会への転任を希望。教会の近くに好条件で安い住宅を見つけて、そこに住むこととなりました。

     しかし、すぐに、ある事実を知り愕然としたそうです。新しい住居は同和地区内だったのです。「差別をしてはいけないとの信仰を持ちながらも、自分は言いようのない恐れに支配されました」とその先輩牧師は正直に話して下さいました。

     やがて恐れの中にあっても「差別は罪」との信仰に立って、ご自分からご近所を訪ねて心を込めて転居の挨拶をなさったそうです。その結果は、拍子抜けするほどの暖かな歓迎であったとのこと。「もし、こちらに差別心があったら、そうならなかったかも」とその牧師は振り返っておられました。割と高齢者が多く、助け合い支えあう人情味のある地域で、むしろ暮らしやすいと分ったのです。

     その牧師一家にはもう一つ試練がありました。それはご自分のお子さんをその学区の公立中学に通わせなくてはならないという葛藤でした。恐れや不安をもっての学校生活スタートでしたが、特別荒れていたり、問題のある学校ではありませんでした。同じ中学に通う障害を持つ子どもは、地域の暖かな愛に支えられているのを見て、その地域の人権意識の高さに感銘を受けたことも。

     結局、その牧師自身が実情を全く知らないままで、偏見によって必要のない恐れをいだいていたことが分り、悔い改めをされたというのです。長い人生の中、初めて差別の現実に触れ、差別の現場に身を置く中で、神様から頂いた恵みだと受け取っておられるようです。

     正直にご自分の葛藤を語り、その中でいただいた神様からの恵みを証しする姿にただただ感銘を受けました。
     私たちもその牧師一家の立場に身を置いて「自分ならどうするか?」を想像してみてはどうでしょうか?


    | | 「ここにも差別?」シリーズ | 09:08 | comments(1) | trackbacks(0) | - |
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    | - | 2018/02/21 4:35 PM |









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