命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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夫を責めるなら、腹八分目で
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     賢明な既婚者女性や人間的にもと成熟した妻たちから、よくお聞きする言葉にこんなのがあります。

    「また、夫を責めてしまった。」
    「夫を追い詰めてしまうのが自分の課題」
    「いけないと思っていても夫をどうしても責めてしまう」

     そうおっしゃって、嘆いたり、反省したり、自己嫌悪に陥ったり、というわけです。こういう発言をお聞きするのは賢明、あるいは成熟した既婚者女性ばかりです。賢明で、成熟しており、男性理解と自己客観視能力があるから、そうなるのです。夫を責めたり、追い詰めたりすることで、自分が問題解決を妨げているという自覚があるのです。あるいはそれによって、夫婦関係が良くならないのを分かっていながら、してしまう自分の問題に向き合っているのです。夫の方が悪くても、自分の側の問題を自覚している点で、ある意味レベルの高い悩みというわけです。

     大変なのが、「夫が悪いのだから責めて当然」「追い詰めないと気がすまない」「それが悪いとは思わない」という妻たちであります。夫が同じ問題を繰り返し、改善しないことの一因が自分にあることを自覚したり、認めたりしないのですから、いよいよ問題は深刻化しかねません。

     一方的に責められたり、追い詰められたりすると、誠実な夫であっても、愛情や妻のため努力する意欲を失います。自分や事態を改善する気持ちが萎えるものです。女性から見れば、勝手な言い分でしょうが、これが多くの男性の現実です。なぜか、そうなるのです。

     不誠実な男性になってきますと、追い詰められると手負いの熊状態になりかねません。一発逆転勝利を狙って肉体的暴力に訴えたり、言ってはならぬ欠点の指摘、結婚を壊しかねない発言などの暴言を吐きます。こうなると夫婦喧嘩は破滅的方向へ。

     もっと困った男性はこうした妻に嫌気が差し、癒し系女性や自分を理解し受け止めてくれる女性対して、浮気心をいだいていくそうですよ。これを実行すれば結婚は事実上の破綻でしょう。

     ですから既婚者女性へのおすすめは、「夫を責めるなら腹八分目」ということ。

     夫を責める始めると、多くの妻たちは、夫や結婚関係の改善など、本来の目的を強い感情の故に忘れてしまいます。その結果、夫を責める言動は、「目的達成型」から「感情発散型」へと変質。感情発散が目的となれば、自分がスッキリするまで、あるいは相手がペシャンコになるまで、責め続けてしまいます。そして、追い詰めてしまう結果に。

     満腹になるまで責め続ければ、妻は一時的満腹感。しかし、夫の側は、改善するエネルギーを奪われてしまいます。それどころが逆に、逸脱行為への誘惑を産んでしまうことも。

     というわけで、賢明な妻の皆様は、どうか、夫を責める時には、腹八分目で、夫に改善の余力を残してやって下さい。感情に支配される前に、深呼吸でもされて、本来の目的を確認されてはどうでしょう?

     何?男の身勝手だって?その通りでしょうが、動かしがたい現実として受け止めていただければ幸いです。
    | | 妻の課題と成長 | 22:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - |









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