命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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「男性のリーダーシップの欠如=結婚対象外」発想は聖書的か?(3)
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     昨日の記事に応答して、懐かしのあの「コメント王子」から、直にメールをいただきました。「分かち合い」とは言うものの、さすがは王子、あまりに秀逸なので、迷わず記事化してしまいます。いまどきの未婚男性たちがリーダーシップを発揮できない客観的な理由を考察し、お知らせくださいました。以下がその引用です。

     リーダーシップについて深く考えさせられ、リーダーシップを発揮できない客観的理由もある事に気付きました。ちょっと分かち合いです。

    ?能力的問題結婚前の男の年齢で、会社や教会などの集団の中で責任あるリーダーシップを持てるほど優秀な人はごくわずか(いることはいる)。普通の人は心を壊すほどのプレッシャーではないでしょうか?

    ?責任の所在の問題
     では結婚前の男が、個人に対して、例えば姉妹に対してリーダーシップを発揮できるかというとこれもできない。もししたら無責任。なぜならその人とは結婚しておらずその人の人生に責任はないから。
     無責任なリーダーシップにならざるを得ない。無責任なリーダーシップはあってはならない。結婚していない女性に対して「責任あるリーダーシップ」を発揮していいはずがないし、できるわけがない

    ?リーダーシップの特性の問題
     集団でもダメ、個人でもダメならば、じゃぁ一人でとなるのですがそこに至るとリーダーシップが成り立たなくなります。従う人がいて初めて発揮できるものだからです。
     アダムはどんなに頑張っても一人でいる間は創造された人としての本来的なリーダーシップは発揮できなかったでしょう。助け手がサル・イヌ・キジの桃太郎状態ですから。

     人が一人でいるのはよくないと神は助け手を与えてくださいましたが、神の御心を行うリーダーシップを持つようになっていく為の助け手でもあるのでしょうね。

     以上のようなことを考えると、やはり男性のリーダーシップは結婚後に発揮されるのでしょうね。私もそうでしたし。感謝です。

     
     大絶賛の考察であります。現代日本社会における男性についての的確な現状分析。男女間における男性のリーダーシップについての男性側の心理と責任についての見事な指摘。さらには聖書の結婚制定記事からの柔軟な神学的考察。三段階の論理的展開も明確で説得力あります。御言葉に生きる意識を持ちそれなりの努力をしていないとこうした現場と聖書を的確に結びつける神学的考察は出てこないでしょう。

     私も思い直しました。
    ?男性は、一般的な集団の中では、誰もが「良きリーダー」である必要はないでしょう。むしろ男性たちは「一握りと優れたリーダーか大多数の優れた僕」であればよいのです。女性たちは教会の交わりの中で、リーダーシップを取る男性だけではなく、目立たないけれども忠実に仕える僕のような男性を評価し、伴侶候補としていただきたいもの。後者は結婚後は伸びるタイプかと思います。

    ?女性たちは上記の?のような男性の責任感や優しさを理解しておられるでしょうか?一対一の関係で男性が女性にリーダーシップを発揮することについては、真面目な男性はきっと躊躇を覚えるでしょう。特に恋愛対象でも結婚も考えない女性に対してのリーダーシップの発揮は、「無責任」、「越権行為」、「それは彼氏や夫がすること」と考えるでしょう。個人レベルで女性に対してリーダーシップを発揮しない男性を十把一絡げで評価してはならないでしょう。こうした誠実さ、真面目さ、責任感、優しさ故の「リーダシップ不発男」の存在も知っていただきたいもの。

    ?まさに男性のリーダーシップの原点は、助け手との交わりの中にあることを再確認しました。すべての男性が職場や学校や地域社会や教会でリーダシップを発揮すべきとは聖書は書いておりません。むしろ、「よき忠実な僕」であることを聖書は命じているようです。
     しかし、ただ、夫婦間や家庭の中だけでは、夫は頭であり、リーダーシップを求められています。つまり、「家の外ではよき僕で家庭内ではよきリーダー」が大多数の既婚者クリスチャン男性の目指すべきイメージでありましょう。

     コメント王子も私自身も、リーダーシップを発揮する機会が与えられ、そうした面で成長したのは結婚後なのです。よく考えてみると、これって、聖書的ですね。まさに助け手あってのリーダーシップ発揮と成長なのですから。

     こうなると、いよいよ「男性のリーダーシップの欠如=結婚対象外」発想は非聖書的だー!と言いたくなってきました。

     そこで婚活系クリスチャン女子には、こんな格言を授けましょう。
     
     「今の教会でのリーダーシップ」より「将来の夫としてのリーダーシップ」

     「結婚前の忠実な僕は、結婚後の頼りがいあるリーダー

     独身女性の皆さん、目のつけ所が違いませんか?もっと聖書をしっかり読んで男性のリーダーシップについて考察しましょう。「今のその人」の中に「将来のその人」を見出すのが「男を見る目」だと思いますぞ。
     
    | | 婚活と伴侶選択のために | 10:16 | comments(1) | trackbacks(0) | - |
    管理者の承認待ちコメントです。
    | - | 2013/11/02 1:37 PM |









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