2009.06.30 Tuesday
「嫁」ってどうよ?
ここ数年テレビに登場するお笑い芸人たちから耳にする古くて新しい言葉が「嫁」。「ウチの嫁が・・・」などと使うわけです。従来なら「ウチの奥さん」とか「家内が」「ウチの妻が」「かみさんが」と表現したのに取って代わっています。さすがにキリスト教界ではあまり耳にしませんが、テレビ文化に影響されやすい日本社会やある世代には広まったり、普及しているのでしょうか?
興味深いことには、どうも「嫁」という言葉に、女性蔑視や差別、あるいは封建的な思想、家制度の名残などが込められてはいないようです。懐古趣味でも、保守反動思想でもないようには思えます。お笑い芸人達の話し振りを見ていると、以下のように感じています。
「嫁」という言葉にある程度の愛情や時には敬意を込めているらしい。
「嫁」は、真面目で照れくさい「家内」に代わって用いられている可能性がある。
「嫁」は「妻」という機能的で客観的な呼称より、人情味があるように思われる。
「嫁」=「女」+「家」→封建的、女性蔑視
そんな連想は既に過去のものでしょうか?文化は言葉を生みますが、しかし、一旦普及した言葉は思想や文化を形成します。「嫁」という言葉にはどんな思いやニュアンスが込められているのでしょうか?それは現在の日本の結婚観を表現しているのでしょうか?それとも今後の結婚観を形成するのでしょうか?
それはもしかしたら「専業主婦」だけを指しているのでしょうか?フルタイムの労働をしていても、専門職でも、やはり「嫁」と呼ばれるのでしょうか?「うちの母ちゃん」や「ウチのママ」よりは、好ましい表現なのでしょうか?考え始めるとキリがありません。
男性側の主観としては、あまり悪意や蔑視傾向はなく、むしろ善意として使っているように思うのですが、「嫁」と言われる女性たちはどうなのでしょう?特に既婚者女性の意見は、お聞きしてみたいものです。
どう思います?あの「嫁」って言葉?
興味深いことには、どうも「嫁」という言葉に、女性蔑視や差別、あるいは封建的な思想、家制度の名残などが込められてはいないようです。懐古趣味でも、保守反動思想でもないようには思えます。お笑い芸人達の話し振りを見ていると、以下のように感じています。
「嫁」という言葉にある程度の愛情や時には敬意を込めているらしい。
「嫁」は、真面目で照れくさい「家内」に代わって用いられている可能性がある。
「嫁」は「妻」という機能的で客観的な呼称より、人情味があるように思われる。
「嫁」=「女」+「家」→封建的、女性蔑視
そんな連想は既に過去のものでしょうか?文化は言葉を生みますが、しかし、一旦普及した言葉は思想や文化を形成します。「嫁」という言葉にはどんな思いやニュアンスが込められているのでしょうか?それは現在の日本の結婚観を表現しているのでしょうか?それとも今後の結婚観を形成するのでしょうか?
それはもしかしたら「専業主婦」だけを指しているのでしょうか?フルタイムの労働をしていても、専門職でも、やはり「嫁」と呼ばれるのでしょうか?「うちの母ちゃん」や「ウチのママ」よりは、好ましい表現なのでしょうか?考え始めるとキリがありません。
男性側の主観としては、あまり悪意や蔑視傾向はなく、むしろ善意として使っているように思うのですが、「嫁」と言われる女性たちはどうなのでしょう?特に既婚者女性の意見は、お聞きしてみたいものです。
どう思います?あの「嫁」って言葉?