命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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元国際福音の牧師に出会う(1)
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     先日、ある牧師からご連絡をいただき、某所でお会いし、数時間にわたり大変有意義なお話し合いをさせていただきました。その牧師は元国際福音の牧師。(ご本人からは本名でもイニシャルでもよいと許可をいただいておりますが、予想外のご迷惑をかけることがないよう匿名にしました。)極めて初期の段階で、B氏の方針や姿勢に違和感を覚え働きを異にした賢明な牧師。私の身近には長年にわたりこの牧師を知る人物が数名。聖書的で健全な考え方の持ち主で信頼できるという評価をお聞きしていたので、お会いすることとしました。

     今回の事件に際し、国際福音の創設期に中心的に関わった者として、責任を感じており、日本の教会のために何ができるだろう?と真摯に考えておられる姿には、胸が痛みました。

     お話しをする中で、改めて突きつけられた課題があります。それは、「具体的な不祥事が発覚しなければ、許容され、継続され続けていっただろう」ということです。つまり、内部告発によるセクハラ疑惑が発覚しなければ、団体内の不健全な権威主義やマインドコントロールなどの可能性は、見過ごされ続けただろうということです。

     もちろん女性へのセクハラ疑惑は大きな問題でしょう。しかし、問題の本質はそれを生み出した権威主義やマインドコントロールがあったのでは?弟子訓練がそれに利用されたのでは?という可能性であるはず。

     もし、そうした事実があれば、一つの現われとなるであろうセクハラ疑惑が、逆にその根源である本当に問題の可能性を示唆しているわけです。ちょうど、症状がでなければ、伝染性の病気と認識されず、健康な人物として関係を持ち続けてしまうようなものです。

     もし、セクハラがなければ、協力・支援してきた牧師たちも協力支援をし続けていたのでは?いいえ、キリスト教界、そして本会も一定の信頼関係を持ち続けていったのだと思われます。

     そして、そのことは、さらに大きな問題が潜在的にあることを示唆しています。つまり、日本のキリスト教界には金銭・女性問題や犯罪行為が発覚していないがために、表面化していないだけの極端な権威主義がまかり通り、マインドコントロールが為されている教会や団体があるだろうということです。さらには健全と思われている団体や社会的信用を得ている教派教団にもそうした教会はあるだろうということです。評価は多様でしょうが、二度にわたるAERA報道はその可能性を私たちに伝えているのでしょう。

     症状が見えなければ発覚しない病スキャンダルがなければ発覚しない教会の歪みや異常性。まさにスキャンダルや不祥事に目を奪われるのでなく、それを生み出す本当の問題に、目を留めるべきこと。正常で平凡な教会の中にも絶えずそうした危険性が潜んでいるとの自覚は必要不可欠だと改めて痛感させられました。
    | | 教会不祥事&AERA報道関連 | 07:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - |









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