命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
「わが内なるセクハラやじ議員」にこそ、辞職勧告を!
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     例の「セクハラやじ」を発した都議会議員が名乗り出て、謝罪。責任をとって、会派離脱をするも、辞職はしないようです。この議員は「結婚」についてのやじだけで、「出産」についてのやじを発した議員の特定にも向かっているとのこと。メディアも、女性の人格否定とか政治家として人権意識の欠如と批判をしてきました。

     うーん、確かに非難されて当然ですし、メディアの見解や大方の国民の声も正しいのでしょう。でも、思うのです。「メディアは、どうしてここまで、他人事のように非難できるのか?」「ここまで、自らを省みず、バッシングする国民ってどうよ?」と感じています。

     これを放送するマスコミの中には、セクハラが横行している現場も少なくないと聞きます。社内で女性の人権は保護されているのでしょうか?視聴者である私たち国民の中には、男女に関係なく、職場や家族の女性に、同様の発言をしていないのでしょうか?発言しないまでも、心の中で「同様のセクハラやじ」を発してはいないのでしょうか?

     それを省みることなく、対象の議員だけが極悪人のように、責められているように感じるのです。まるで、自分が潔白であるかのように犯罪者に石を投げているように思えてならないのです。


    「ひどいよねー、でも、自分たちも職場や家庭で同じようなこと言っているかもなー」

    「このことは、私たち国民の女性蔑視の現われとして受け止めたい」

     そうした発言をあまり聞かないのが残念です。


     せめて、キリスト教会の中では、そうした発言があればと願っていました。教会の交わり中でそんな発言が、クリスチャンブログなどでそうした発信があればいいのですが・・・。


     残念ながら、教会に集う30代女性が、塩村議員のように人格否定を受けたように傷つくこともあるようです。独身の女性は、結婚についての心ない言葉で、既婚者の女性は、出産についての配慮のない言葉で、傷つけられるのです。傷つける側は、大抵は、既婚子持ちの先輩クリスチャンたちです。デリカシーに欠けるオジサンだけではなく、同性である女性からも同様の言葉を聞かされます。

     聖書からジェンダー論をどう読み取るかの問題もあるでしょうが、日本の教会文化は、専業主婦指向がまだ強いように思います。「女性は結婚して出産、育児に励んで、専業主婦で教会奉仕」との価値観がまだ根強いように感じます。もちろん、結婚と出産は神様の恵みでしょうが、それが女性の生き方のすべてではありませんし、ましてや女性の存在意義ではありません。

     そうした教会文化の影響でしょうか?教会によって大きな差があるでしょうが、女性の社会参加には否定的で、ともすれば「女性が社会参加が進むほど、女性は子どもを産まなくなる」という短絡的で誤った発想を持つ年配のクリスチャンは少なくないように観察します。

     そこで思うのです。自分自身を含めて、クリスチャン男性の中に、女性蔑視の思いや罪があるなら、それを「キリス党」から会派離脱させたいと。そして、既婚子持ちのクリスチャン女性の中に、未婚女性や不妊女性を理解し、思いやる愛の欠如があるなら、それを、辞職に追い込みたいと。


     「人の振り見て我が振り直せ」

     「セクハラやじ議員見て、わがセクハラやじ直せ」

     「該当議員の会派離脱見て、わが内なる該当議員をキリス党から会派離脱させよ」

     「該当議員への辞職勧告見て、わが内なる該当議員に主の御名によって辞職勧告せよ」

     

     果たして、一議員の会派離脱で、幕引きをしていけないのは、自民党と都議会だけでしょうか?いいえ、まだまだ、女性についての人権意識が低い私たち日本国民こそ、自らの意識変革なしに、この事件の幕引きをしてはならないはずです。


     そして、願うのです。この事件を機に、教会に集う者こそが、自らを省みたいと。

     クリスチャンこそが、その悔い改めの先頭に立ちたいと。

     「わが内なるセクハラやじ議員」にこそ、主の御名によって辞職勧告を!
    | ヤンキー牧師 | 妊娠・出産・不妊治療 | 17:09 | - | - | - |
    「卵活」の時代?(下)女性の現実と医療人の見解
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       AERAはキャリヤ志向の女性が読者層なのでしょう。読者にとって切実な問題としてこの「卵活」を伝えています。「卵子老化報道」は、各メディアを通じてなされており、現実に結婚を願う男性はもちろん、その(孫の顔が何としても見たい)母親にまで、かなり浸透しています。そして、残念なことに、行き過ぎて、偏見や先入観になってしまっているようです。

       記事によれば、実は政府も、少子化対策の一環なのでしょう。「女性手帳」という構想で「妊娠適齢期」を国民に周知させようと検討したそうです。最終的には取り止めとなったのだとか。多分、「女性の性を国家が指導するのは好ましくない」との判断からと予想します。

       「具体的にはどうなのか?」と知りたい方は、是非、記事をお読みください。「高齢不妊のリスクを回避」との見出しの後には、具体的に採取の採取、保存、費用などが書かれています。30代後半で結婚すると、二人目を望みながら、不妊に悩むケースがあります。結果の出ない不妊治療に多額を投じるケースも多いそうです。女性たちは、不妊リスク回避と経済効率を考えて、卵子凍結を検討するのだとか。

       この記事の優れたところは、卵子凍結を検討する女性たちの生々しい現実を描いているところです。その一つとして「凍結しても相手がいない」という見出しがあります。つまり、卵子を凍結しても、結婚相手が見つからなければ、願うように出産ができないという厳しい現実です。一人の女性は「卵子を凍結するより、精子を探せよと自分でも思うのですが・・・」と痛々しい思いを吐露しています。

       30代後半で交際している男性のいない未婚女性の割合は68%なのだとか。一方、卵子を凍結しても、自然妊娠が可能な45歳までの出産が望ましいとされます。では、35歳から45歳までの女性が結婚できるか?と言えば、できる女性は少数派です。キリスト教会では、教会外より結婚の可能性は高いでしょうが、それでもかなりの苦戦には違いありません。

       記事で紹介されている一女性は、43歳になり、ネット上で「精子ドナー募集」をします。シングルマザーで生きる決断をし、相手には結婚も、養育費も求めないのです。真面目な気持ちで応答した男性のうちの四人と通常の性関係をもったのですが、妊娠に至りませんでした。異常な行動でしょうが、真面目な女性をここまで追い詰めかねない女性を取り巻く状況も理解したいものです。

       本ブログでも、追い詰められる女性の現実と周囲の理解と支援の必要を訴えました。
       「38歳は女性が最も暴挙に出る年齢?」
      http://blog.kiyoshimizutani.com/?eid=3488
       
       「では、医療者の見解は?」ということで、日本の産婦人科医を代表であろうお二方の見解が、掲載させています。これは実に興味深いです。A医師は賛成派のようです。その根拠は「卵子凍結は予防医療」というもの。これまでも、がん治療で不妊が予想される場合に卵子凍結は事実上認められてきたそうです。今後の高齢出産増加を考えれば、卵子凍結は当然。女性の社会的活躍を応援する意味でも活かされるべき技術との評価。

       それに対してB医師は、慎重派で、本年中に学会で卵子凍結のガイドラインを作成する予定だそうです。B医師は、女性たちの思いは理解しながらも、問題点を指摘します。最大の問題点は、卵子凍結がさらに女性の晩婚化と高齢出産を助長すること。そうなれば社会も企業も、出産が女性のキャリヤを妨げないようにする努力を怠り、本来の問題が放置されてしまうことです。現代人が考えるより出産は原始的で崇高な行為であるとの価値観を示し、25−35歳の生殖適齢期での自然妊娠が本来望ましいとの見解を述べています。

       今後、一部とは言え、一定の収入を持つキャリア志向の女性たちは、卵子凍結を検討するようになっていくだろうと私は予想します。当然、医療倫理が問われます。また、この技術が、女性の社会進出を応援するのか?逆に男性主義社会克服を遅らせるのか?も問われることでしょう。

       この問題は、社会全体の問題ですし、世の男性たちにも責任の半分はあるように思います。でも、葛藤し苦悩し、追い詰められていくのは、女性であるとの現実を考えると、やりきれない思いがします。少なくともキリスト教会だけは、教会全体の問題、男性の責任でもある問題として、受け止めていただければと願ってやみません。
      | ヤンキー牧師 | 妊娠・出産・不妊治療 | 16:16 | - | - | - |
      「卵活」の時代?(上)〜妊娠出産の一人時間差攻撃
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         今週、月曜に山手線乗車中のこと、AERAの広告のメイン記事に思わず注目。「婚前卵活で産みたい」〜「仕事+若い卵」へ30前に卵子凍結・・・・・・・。

        こちらがAERA最新号の広告です。
        http://publications.asahi.com/aera/nakazuri/image/20130805.jpg

         昨年、NHKスペシャルで「産みたいのに産めない〜卵子老化の衝撃」の放映以来、一般にも卵子の老化が知られてきました。本ブログでも何度かにわたって取り上げました。婚活に励む女性読者の皆様にはきつすぎる記事かと思いましたが、厳しい現実と今後予想される展開を知っていただきたく願い、シリーズ記事にしました。

        「卵子老化す、故に婚活あり?」
        http://blog.kiyoshimizutani.com/?eid=3402

        「卵子の老化〜あわてず、焦らず、さりとて侮らず(1)」
        http://blog.kiyoshimizutani.com/?eid=3475

        「卵子の老化〜あわてず、焦らず、さりとて侮らず(2)」
        http://blog.kiyoshimizutani.com/?eid=3476

        「卵子の老化〜あわてず、焦らず、さりとて侮らず(3)」
        http://blog.kiyoshimizutani.com/?eid=3477


         残念ながら、日本の社会は、女性が仕事に励みながら、結婚、出産、育児をしていくことが極めて困難です。では、30代前半まで仕事に励みつつ、結婚、出産、育児に向かうかと言えば、今後はそれがかなり困難になることが、予想されています。卵子の老化に社会が過剰反応して、「35歳以上の女性は妊娠困難」「子どもを望んで結婚するなら35歳未満」という先入観を持つ男性やその母親らが急増しているからです。

         これらは、日本社会の未成熟、間違った過剰反応なのですが、これによって不当な被害を受けるのは、職業生活の充実と結婚・出産・育児の両立を願う女性たちです。女性が、職業生活で一定の信頼や業績や評価を得られるのは30代以降でしょう。しかし、35を過ぎると結婚と出産のチャンスが激減するのは現実ですから、結婚と出産を願うなら、職業生活の充実を途中で捨てて、結婚に踏み切らなくてはなりません。多分、日本の社会では、35歳の時点で、職業生活に充実感を持ちながら、結婚し、出産と育児を経験しているという女性は極めて少数派かと思われます。

         それでは、所業生活の充実と結婚・出産を両立するには、どうすればいいのか?ということになります。そこで、出てきたのが、「卵子の凍結」であります。男性主義的な社会、妊娠についての行き過ぎた先入観に対抗するためには、35歳までに職業生活に励み、若い卵子をもって、確実に妊娠できることをアピールして結婚しようと願っているのです。

         就職のための活動は、「就活」、結婚のための活動が「婚活」なら、出産のための卵子に対する活動は「卵活」というわけです。結婚前に卵子を凍結しておき、妊娠の確率を高めなおかつ結婚相手として評価をもらうのです。これが「卵活」!


         これはいわば、「卵子老化衆知時代における仕事と出産両立の裏技」と言えるでしょう。あるいは「女性のライフステージにおける妊娠一人時間差攻撃」と表現すべきかもしれません。保存しておいた若い時代の凍結卵子を胎外で人工授精させ、胎内に戻して妊娠継続するわけです。これは、まさに「裏技」であり「一人時間差攻撃」でありましょう。

         AERAの記事には、30歳までに結婚相手が見つからなければ、卵子凍結に踏み切るつもりの女性企業家が登場します。彼女は、「35歳になったただの私と、20代の卵子を持ってる35歳の私、どっちがいい?」と10人の男性友人にリサーチした結果、8人が後者を選んだとのこと。「経済的不安を持つ男性も増えているから、稼ぐ女性が人気。稼ぐ女性が若い卵子を持っていたら無敵」と発言。

         「稼げて妊娠しやすい女性」を彼女は目指しているのです。確かに一石二鳥のためには、卵子凍結は、有効な手段でしょう。不当な男性主義社会と出産に対しての先入観に対抗せざるを得ない女性の置かれた立場は、もっと理解されるべきでしょう。こうした不条理な葛藤の中にいる女性の思いはもっと知られてしかるべきと思います。

         同時に、自己実現を目指す自立した女性と思える彼女が、一方で、「男性に求められる女性」を目指していることには、考えさせられます。「この日本の社会において、本当の意味での自立した女性の生き方とは何だろう?」と悩んでしまいます。「社会での自己実現+男性からの高評価=女性の自立」ではないだろうと思うからです。

         どこまでも男性からの評価によって、自己価値確認をし、男性に依存して、アイデンティティーを確立しようとする試みは、創世記3章16節後半が記す「神を離れた故に祝福を失った女性の生き方」なのではないかと思うのですが、どうでしょう?卵子凍結は自分の願う生き方を実現するには、有効でしょうが、本当の意味での女性の自立した歩みをサポートするのかな?と疑問を抱いてしまう私です。本来の女性の自立、現実の男性社会の中でのその困難さを突きつけられた思いもしています。
        | ヤンキー牧師 | 妊娠・出産・不妊治療 | 16:32 | - | - | - |
        野田聖子議員の出産と育児を伝えるテレビ番組のご紹介
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           不妊、不妊治療、卵子提供、高齢出産、子どもの障碍・・・。野田聖子議員の出産、育児を伝えるドキュメンタリー番組が今週金曜日に放映されます。

          番組名:金曜プレステージ「私は母になりました。」野田聖子・わが子との愛と戦い871日全記録
          放送時間:4月26日(金)21時〜22時52分

           野田聖子議員については何度も本ブログで取り上げております。こちらの記事と記事内の紹介記事をたどっていただければ、私なりの評価や判断がお読みいただけると思います。

          「野田聖子議員のいのちに対する責任感」
          http://blog.kiyoshimizutani.com/?eid=2847

           朝日新聞系のwebronzaで「注目のブログ記事」に選定されたものが、代理母出産に対しての私なりの評価です。野田議員の子どもを願う気持ちは尊重しても、その手段や方法、子ども側の視点の欠如などは、賛同しかねます。しかし、どのような過程で芽生えたいのちであっても、芽生えたいのちはかけがえのない存在です。重度の障碍を持つと胎児期から知りながら、出産を決意し、育児責任を果たす野田議員の姿勢については、支持したいです。

           妊娠までと妊娠後では、私の評価は正反対ですので、複雑な気持ちで観る事になりそうです。番組の趣旨は不明ですが、ご覧になる価値はきっとあると思います。日本を代表する保守系女性政治家が、事実婚の中で、最も先鋭的な不妊治療方法で妊娠し、障碍を持つ子どもを中絶せず、産む選択をし、育児責任を果たしていることは、よく考えてみると、どんなドラマよりドラマチックな現実ではないでしょうか? 
          | ヤンキー牧師 | 妊娠・出産・不妊治療 | 08:44 | - | - | - |
          親と暮せない子どもたち、新たな傾向?
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             以前、ある方からお聞きしたお話し。その方が地元の児童福祉施設を訪問。親と暮らせない子どもたちが生活をしているのですが、子どもたちを見るとある傾向が明らかだったそうです。

             まず、三分の一は、黒人系民族とのハーフ、次の三分の一は双子、最後の三分の一はそれ以外。これは外見で判明することですから、間違いないでしょう。

             児童福祉に一定かかわるこの方によれば、こうした傾向は、この施設だけのものではないそうです。それ程でなくても同様の傾向があるのでは?というのが、その方の見解。

             黒人系の男性との間で妊娠し、その後、シングルマザーで育てることになるのですが、予想や覚悟より厳しい現実に、家庭での育児を諦めるそうです。黄色人種や白人とのハーフであれば、乗り越えられたであろうに、黒人とのハーフの子どもの場合はそうはいかないというのが現実のようです。日本社会の一員としては、相手男性や母親だけを責めてはならない要素を覚えます。(海外養子には多様な評価がありますが、私はこうした場合は、欧米社会で子どもが生活する道が、ベストとの考え方もあるかと思います。)

             また、驚いたのは双子の場合に、育児放棄をする夫婦や母親がいるということ。これは既にカナダやアメリカでは問題となっている現象だそうです。未成熟な母親が、赤ちゃん一人なら育てるが、双子なら育てたくないと責任放棄するケースが増加中なのだとか。それが、日本でも既に起こってきているということらしいです。

             多民族社会化し、経済格差が生まれ、母子家庭への支援が乏しい日本社会には、こうしたケースを増加させる要素があるのは確か。でも、芽生えたいのちには責任も落ち度もありません。性がいのちを芽生えさせる可能性があるのだから、芽生えるいのちへの責任がとれない相手や関係や環境の中での性行為が、最終的には、中絶や育児放棄などに結びつくことを忘れてはならないでしょう。

             こうした場合、「無責任な母親」、「未熟なシングルマザー」として、表面に出てくる女性たちばかりが、問題視されます。しかし、それ以上に問題視されるべきは、男性の側でありましょう。なぜなら、自らが芽生えた命に対して責任を放棄しているだけでなく、女性が責任放棄せざるをえない環境を作り出しているからです。これは、二重の意味での無責任身勝手と言わざるをえないでしょう。 

             大人の無責任や身勝手な行動が、子どもを傷つけていく、新たな傾向、何ともやりきれない思いです。

            | | 妊娠・出産・不妊治療 | 21:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
            野田聖子議員のいのちに対する責任意識
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               野田聖子議員の代理母出産についての本ブログの記事は、かつて朝日新聞系のネットで、「注目のブログ記事」に選定される過分なご評価をいただきました。未だに、注目のブログとして掲載されており、感謝感激であります。それがこちら。

               注目のブログリンク一覧(朝日新聞・webronza)「野田聖子議員、養子縁組を断念しての代理母出産」
              http://webronza.asahi.com/blog/

               該当する記事がこちら。
              「野田聖子議員、養子縁組を断念しての代理母出産」
              http://blog.chiisana.org/?eid=1402381

               代理母(卵子は代理母である白人女性のもの)による出産について、批判的に記した記事であります。しかし、最近報道されている野田聖子議員のあり方は評価すべきかと思っています。

               最新号の「女性自身」には、野田聖子議員の手記が。タイトルは「野田聖子11ヶ月長男の闘病告白〜7回の手術で右半身マヒに」というもの。

               記事の概要はこちら。
              http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111213-00000305-jisin-ent

               野田議員は、長男が代理母の胎内にいる時点で既に、複数の重い障碍を持っていることを知っていて、受け止めました。(事実婚の夫の精子と代理母の卵子の受精によるものなので、50歳の卵子であることと障碍の因果関係はないでしょう。)野田議員について一貫しているのは、血縁関係のない養子も、障碍を持つ子どもも、「わが子」として受け止め愛し育てていこうという思いと姿勢です。代理母には個人的に大反対ですが、この点については部分的に評価したいと考える私です。

               なぜなら、残念なことに、不妊治療に励みながら、ようやく授かったいのちに障碍発覚となれば、中絶してしまうケースは少なくないからです。私の知り合いで、不妊治療で高い評価を持つ未信者の産科医は、不妊治療に成功したのに障碍を理由に中絶するケースが一番辛いとお話しくださったことがあります。

               それは、「注文どおりでないから」「規格外品」とまるで、いのちを商品化しているようです。

              「子どもは親を選べないのに、親は子どもを選んでよいのか?」
              「障碍をもった胎児は生まれてくる資格がないのか?」
              「その資格は親が認めたり、認めなかったりするものなのか?」

               そんなことも思います。

               自由に面会もできない息子、共に家庭で暮せないわが子、生まれてきたいのちをそのままで受け止め、愛し、育てようと願うその姿は、真実だと思います。

               代理母や夫以外の精子による不妊治療については、私は批判的です。しかし、どのような方法であっても生まれてきたいのちは、かけがえのないものです。一旦芽生えた人命は、無条件で尊厳があるのです。障碍の有無に関係なくそうなのです。苦闘や葛藤はあるでしょうが、そのままで、受け止め、愛し、育てるのが、親の責任であり使命のはず。

               不妊治療を重ねながら授かったいのちに障碍があれば、中絶・・・・。そんなやりきれない事例を念に数件ほど、扱っているので、よけいに、野田議員のこうしたあり方が、不妊治療にチャレンジしている女性のよきモデルになればと願っております。

              | | 妊娠・出産・不妊治療 | 17:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
              男性への究極の選択!「出産するか?ドラのキャンプ参加か?」
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                 少し前のお話。二試合連続サヨナラホームランの平田選手。「狙ってました」「打った瞬間歩きました」などの名コメントともに残した言葉。

                 「出産で頑張る嫁に比べたら、どんなつらい練習にも耐えられるようになった」

                 妻の出産に立ち会ったことで、厳しい練習に耐え抜いての大活躍ということか!女性の出産の苦しみは、12球団一厳しいと言われるキャンプ以上なのか?どちらも生みの苦しみにはかわりないでしょうが。

                 そこで考えた男性への究極の選択、「女性になって出産するか?それともプロ野球選手になってドラのキャンプに参加するか?

                 うーん、どちらも壮絶な苦しみ、しかし、それを通じて生み出されるものは最高に価値あるもの。



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                | | 妊娠・出産・不妊治療 | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                WEBRONZA編集部が「注目のブログ記事」として本ブログ記事を選出
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                   ブログのリンク元を調べていたら、驚くべき事を発見。朝日新聞系のWEBRONZAが、現在、「注目のブログ記事」として本ブログの野田聖子議員の記事を掲載して下さっていたのです。な、なんと!本日の時点でトップページではありませんか!こちらのサイトの下の方「注目のブログ」をご覧あれ。「WEBRONZAトップページ」
                   http://webronza.asahi.com/

                   あるいはトップページから、右の「注目のブログ」をクリックしてもいいですよ。こちらに入ります。「WEBRONZA注目のブログ」
                    http://webronza.asahi.com/blog/


                  今、読んでおくべき」良質なブログ記事として、WEBRONZA編集部が選び出して下さったのだとか。上から5番目に本ブログの記事が。

                  野田聖子議員、養子縁組を断念しての、代理母出産
                  http://blog.chiisana.org/?eid=1402381

                    野田聖子議員の代理母出産については他にも有識者や専門家の優れた記事は山ほどあるでしょうに、拙ブログの記事を選出していただき、光栄の至りであります。きっと生まれ来るいのち、弱者の側の視点から論じたことが、ご評価いただけたのでしょうが、これは信仰と使命の故の視点ですから、「栄光は主に」であります。

                   また、キリスト教界の外にまで、養子縁組と言う選択肢や、「子どもにとっての自分たち親」という視点を提示できたことは、大きな意義があると思っています。微力であっても社会に影響を与えられたらうれしいです。でも、正直、恥ずかしいやら、うれしいやら、怖いやらであります。

                   というわけで調子に乗ってお願いです。読者の皆さん、ツイートしたり、フェイスブックで紹介したりで、クリスチャンの価値観の証し本会の働きの紹介に用いて下されば感謝です。
                  | | 妊娠・出産・不妊治療 | 16:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                  浅学は人を少子化に傾かせ、深学は人を出産育児に持ち来たらす?
                  0

                     先日、国際助産師の資格を持ち、大学でも教鞭をとる助産師の方(クリスチャンでない方)とお話しをする機会がありました。貴重な機会なので、質問させていただきました。

                     「最近の女性たちは、出産育児に対してポジティヴですか?ネガティブですか?」

                     その返答は、私にとっては意外なもの、驚きでした。

                    よく学んでいる女性は、ポジティヴです。しかし、あまり学んでいない女性ほど、ネガティヴです。」

                     その助産師さんの評価では、あまり学んでいない女性ほど、出産に際して痛くないこと育児についても苦労をしないことばかりを考えてしまいやすいとのこと。つまり、妊娠出産育児についてマイナスイメージを持ち、その結果、苦痛回避指向が強くなってしまうのだとか。逆に、学ぶ女性たちは、出産や育児が喜びであるという情報まで到達するのだそうです。


                     イギリスの哲学者、フランシス・ベーコンの言葉にこんな名言があります。

                    浅学は人を無神論に傾かせ、深学は人を宗教に持ち来たらす

                     「学がないから、おめでたくて、神などという存在確認のできないものを信じている」と、思う方こそ、実は学がないのかも?ある結婚式で、東大の名誉教授と同席しました。何でも理論物理の教授だそうで、当然、ご専門のお話しはパス。元教員なので、ひたすら、日本の教育行政への批判で意気投合しておりました。その名誉教授は、自分は特定の宗教を信仰こそしていないが、宗教には敬意を抱いており、本来、科学と矛盾するものではないと明言しておられました。ご自分の専門だけではなく広く深い見識を持つように感じられるこの名誉教授は、きっと「深学」をされてきたのでしょう。

                     それと同様に、妊娠出産育児を幸福や喜びと考えているのは、あまりお勉強してないおめでたい女性たちと思ったら大間違い!むしろ、向上心をもって、妊娠出産育児について学べば学ぶほど、肯定的な思いになるのでしょう。出産育児に伴う大変さや苦痛、出産育児環境の課題などを知った上で、それをも上回る喜びや幸せを期待するのでしょう。それは、学び続けていく中で、良心的で正しい意見や見解や事実に出会うからだと思います。

                     片や、向上心もなく、受身でいれば、耳に入ってくるのは、マスコミから流れてくる否定的な情報、周囲の結婚や子育ての苦労話ばかり。これでは、出産子育てを肯定的に考えられるはずはなく、とにかく、苦痛回避、リスク回避を願うばかりで、実りある豊かな出産子育て生活など、思いも及ばないでしょう。この情報化社会(特に日本のような商業主義的で否定的な情報が支配的な環境)では、あふれるような情報に対して、受身でいると、情報に支配されたり、流されたりして、事実も正しい評価も失いがちなもの。

                     私なりにこのことを三つのレベルにまとめてみました。
                     レベル1 妊娠出産育児について、現実を知らない →おめでたく妊娠出産育児を幸せと信じる
                     レベル2 妊娠出産育児について、受身的に苦痛、リスク等の情報を得る→不当に妊娠出産育児を苦痛、負担と信じる
                     レベル3 妊娠出産育児について、積極的に学び、肯定的な情報に出会う→課題は受け止めつつも、正しく妊娠出産育児を幸福、喜びと認識する

                     こうした専門家の声を聞いて、私自身も学びが足りなくて、神様が与えらた出産育児の恵みや喜びよりも、罪の侵入の故に与えられたそれに伴う罪や過ちそして苦痛の方に目が行っていたかも?とチョット反省。妊娠・出産・育児に対して、否定的な思いや評価の強い女性の皆さんは、(深い諸事情をお持ちの方を除いては)、一度、この助産師の言葉で自己チェックをされてみてはどうでしょう。

                    | | 妊娠・出産・不妊治療 | 10:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                    連日の大量アクセスは野田聖子議員、出産関連と判明
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                       昨日までの三日間で3977,3107,4263と異常なまでのアクセス集中。その原因が判明しました。リンク先を見ると、朝日新聞系のサイトWEBRONZAに掲載された野田聖子議員出産の記事が。何とその参考ブログの筆頭に本ブログの記事が!

                      野田氏出産で考える女性を活かす道
                       http://webronza.asahi.com/business/2011011400005.html?ref=left

                      そこで紹介されている本ブログの記事はこちら。

                      野田聖子議員、養子縁組を断念しての、代理母出産
                      http://blog.chiisana.org/?eid=1402381

                       
                       本ブログの記事が、一般のメディア人の目に触れ、評価をいただき、広く紹介していただいた事は、何とも光栄で感謝なこと。宗教色を前面に出さず、正論で論じたことも今になってみれば、活かされたようです。「生まれ来る命の側からの視点」が、女性の願いや不妊克服を絶対視し、実現しようとう流れに、客観的で全体性のある評価をもたらしてくれる事を願っています。

                       ちょっとした権威付けにもなるでしょうから、この記事や本ブログをご紹介いただき、証しのために用いていただくのもよいのでは?

                       思いがけない今回のチャンスも日頃からの皆さんのご愛読、お祈りやご支援の賜物であることを覚えて改めて感謝申し上げます。
                      | | 妊娠・出産・不妊治療 | 11:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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