2015.11.19 Thursday
母親と男児の恋愛関係、その微笑ましい実例をご紹介
昨日の記事に応答してはちこさん(本名、中村佐知)が、FBの方でご自身のブログ記事を紹介して下さいました。昨日の記事にピッタリの事例ですし、また、実に微笑ましい記事でもあります。幼い男児をお育ての母親の皆様には、是非ともお読みいただきたい内容です。
ブログ「ミルトスの木かげで」より「ラブ・メーター」
http://rhythmsofgrace.blog.jp/archives/1150082.html
ご自身も優れた育児書の翻訳をされており、発達心理学に立たちながら、息子さんがエディプス期から潜伏期に至る過程を記しておられます。私は学術用語を避けましたが、昨日の記事のように、フロイトの発達理論によれば、母に恋して父に負けて初恋を卒業する時期は(ギリシャ悲劇オイディプス王から)「エディプス期(男根期)」と言われます。その後、性的エネルギーは、思春期に現れるまで抑圧されますが、それが「潜伏期」と呼ばれるようです。父親が恋敵になることは、母を恋する自分は父に罰せられるのではないかという恐れがあり、それは「去勢不安」と呼ばれます。
そのあたりの理論の概要や用語はこちらをご参照ください。
「フロイトの精神分析学−心理=性的発達理論」
http://www.oak.dti.ne.jp/~xkana/psycho/clinical/clinical_02/
この記事を読んでいると5歳当時の自分の恋愛心理が鮮明によみがえってきました。
明らかに母に恋をしていた自分。
母にキスをしたがくてたまらなかったた自分。
父がそれを許可せず、怒りながらも、父に対しての敗北を実感した自分。
自分の性を健やかに育ててくれた両親であったことに気が付き、改めて感謝するばかり。
この記事に触発されて、思い出せたのですが、5歳当時の自分の幼児性欲はすごいものがありました。
ままごと遊びをしていた同年齢の女児と母の二股をかけていた自分。(ストライクゾーン広すぎ!)
5歳にして「どっちの女にしよう」と悩んでいた自分。(独りよがりもえーかげんにせーよ!)
幼稚園の先生たちが母より美人には思えず、幼稚園生活が楽しくなかった自分。(幼稚園教諭はキャバ嬢ちゃうぞ!)
男児の幼児性欲恐るべし!つくづく、そのまま大人にならなくて本当によかったと思います。なっていたら、痛すぎる恋愛者です。幼児性欲が適度に満たされ、父親に敗北し、潜伏し、思春期に再登場した時は、そんな幼稚な性欲ではなくなっていました。
はちこさんの記事は、男児の性が理解できず、困惑している母親には、最高に役立つことでしょう。同時に、私自身が経験したように、思春期や成人後の男性にとっても、自分の性の健全さを確認するよい材料になるように思います。感謝をもって、男児の性の発達理論を実証しながらも、実に微笑ましい記事をご紹介申し上げます。
ブログ「ミルトスの木かげで」より「ラブ・メーター」
http://rhythmsofgrace.blog.jp/archives/1150082.html
ご自身も優れた育児書の翻訳をされており、発達心理学に立たちながら、息子さんがエディプス期から潜伏期に至る過程を記しておられます。私は学術用語を避けましたが、昨日の記事のように、フロイトの発達理論によれば、母に恋して父に負けて初恋を卒業する時期は(ギリシャ悲劇オイディプス王から)「エディプス期(男根期)」と言われます。その後、性的エネルギーは、思春期に現れるまで抑圧されますが、それが「潜伏期」と呼ばれるようです。父親が恋敵になることは、母を恋する自分は父に罰せられるのではないかという恐れがあり、それは「去勢不安」と呼ばれます。
そのあたりの理論の概要や用語はこちらをご参照ください。
「フロイトの精神分析学−心理=性的発達理論」
http://www.oak.dti.ne.jp/~xkana/psycho/clinical/clinical_02/
この記事を読んでいると5歳当時の自分の恋愛心理が鮮明によみがえってきました。
明らかに母に恋をしていた自分。
母にキスをしたがくてたまらなかったた自分。
父がそれを許可せず、怒りながらも、父に対しての敗北を実感した自分。
自分の性を健やかに育ててくれた両親であったことに気が付き、改めて感謝するばかり。
この記事に触発されて、思い出せたのですが、5歳当時の自分の幼児性欲はすごいものがありました。
ままごと遊びをしていた同年齢の女児と母の二股をかけていた自分。(ストライクゾーン広すぎ!)
5歳にして「どっちの女にしよう」と悩んでいた自分。(独りよがりもえーかげんにせーよ!)
幼稚園の先生たちが母より美人には思えず、幼稚園生活が楽しくなかった自分。(幼稚園教諭はキャバ嬢ちゃうぞ!)
男児の幼児性欲恐るべし!つくづく、そのまま大人にならなくて本当によかったと思います。なっていたら、痛すぎる恋愛者です。幼児性欲が適度に満たされ、父親に敗北し、潜伏し、思春期に再登場した時は、そんな幼稚な性欲ではなくなっていました。
はちこさんの記事は、男児の性が理解できず、困惑している母親には、最高に役立つことでしょう。同時に、私自身が経験したように、思春期や成人後の男性にとっても、自分の性の健全さを確認するよい材料になるように思います。感謝をもって、男児の性の発達理論を実証しながらも、実に微笑ましい記事をご紹介申し上げます。