命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
母親と男児の恋愛関係、その微笑ましい実例をご紹介
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     昨日の記事に応答してはちこさん(本名、中村佐知)が、FBの方でご自身のブログ記事を紹介して下さいました。昨日の記事にピッタリの事例ですし、また、実に微笑ましい記事でもあります。幼い男児をお育ての母親の皆様には、是非ともお読みいただきたい内容です。

     ブログ「ミルトスの木かげで」より「ラブ・メーター」
    http://rhythmsofgrace.blog.jp/archives/1150082.html

     ご自身も優れた育児書の翻訳をされており、発達心理学に立たちながら、息子さんがエディプス期から潜伏期に至る過程を記しておられます。私は学術用語を避けましたが、昨日の記事のように、フロイトの発達理論によれば、母に恋して父に負けて初恋を卒業する時期は(ギリシャ悲劇オイディプス王から)「エディプス期(男根期)」と言われます。その後、性的エネルギーは、思春期に現れるまで抑圧されますが、それが「潜伏期」と呼ばれるようです。父親が恋敵になることは、母を恋する自分は父に罰せられるのではないかという恐れがあり、それは「去勢不安」と呼ばれます。

     そのあたりの理論の概要や用語はこちらをご参照ください。

    フロイトの精神分析学−心理=性的発達理論
    http://www.oak.dti.ne.jp/~xkana/psycho/clinical/clinical_02/


     この記事を読んでいると5歳当時の自分の恋愛心理が鮮明によみがえってきました。

     明らかに母に恋をしていた自分。
     
     母にキスをしたがくてたまらなかったた自分。

     父がそれを許可せず、怒りながらも、父に対しての敗北を実感した自分。

     自分の性を健やかに育ててくれた両親であったことに気が付き、改めて感謝するばかり。



     この記事に触発されて、思い出せたのですが、5歳当時の自分の幼児性欲はすごいものがありました。

    ままごと遊びをしていた同年齢の女児と母二股をかけていた自分。(ストライクゾーン広すぎ!)

    5歳にして「どっちの女にしよう」と悩んでいた自分。(独りよがりもえーかげんにせーよ!)

    幼稚園の先生たちが母より美人には思えず、幼稚園生活が楽しくなかった自分。(幼稚園教諭はキャバ嬢ちゃうぞ!)


     男児の幼児性欲恐るべし!つくづく、そのまま大人にならなくて本当によかったと思います。なっていたら、痛すぎる恋愛者です。幼児性欲が適度に満たされ、父親に敗北し、潜伏し、思春期に再登場した時は、そんな幼稚な性欲ではなくなっていました。


     はちこさんの記事は、男児の性が理解できず、困惑している母親には、最高に役立つことでしょう。同時に、私自身が経験したように、思春期や成人後の男性にとっても、自分の性の健全さを確認するよい材料になるように思います。感謝をもって、男児の性の発達理論を実証しながらも、実に微笑ましい記事をご紹介申し上げます。
    | ヤンキー牧師 | 性教育関連記事 | 17:48 | - | - | - |
    母親と男児の恋愛関係、その適正範囲
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       お訪ねした教会で男児を育てている母親たちからは、よく男児の性についての質問を受けます。特に、兄や弟など、父親以外の男性がいない家庭環境で育った女性は、かなり戸惑ったり、困ったりです。そうした質問の中で、時々出てくるのが、男児からのスキンシップの問題。どこまで受け入れOKで、どこからが拒否すべきか?を悩んでおられるのです。スキンシップと言っても、明らかに性的接触である場合は、特に悩む所です。

       極めて単純化すれば、男児にとって母親が最初の恋人です。母との恋愛を目指して、母には、幼児性愛的なスキンシップを求めます。一定それを満喫するのですが、父親というライバル、恋敵が存在します。父親は、母子の恋愛に割って入ってきます。母親は父親のものであることを悟ります。結局、父親には勝てず、男児は母との恋に破れます。そして、「別れたら次の人」ということで、身近な女児や幼稚園の美人先生など母親以外の女性へと恋愛対象を移します。こうして男児の恋愛と性は健やかに成長するわけです。

       ですから、男児が幼児愛的なスキンシップを求めてきたなら、二つのことが大切だと思っています。まずは、男児は、健やかな性の成長のために、母親によって一定、幼児性愛を満たす段階を必要とします。ですから、性を嫌悪した潔癖症的な拒絶は避けるべきでしょう。キスをしようとしてきた男児を怒りをもってはねのけたり、胸を触ってくる男児を突き放し、汚れたものを見るような目でにらみつけるようなことは好ましくありません。断るにしても、やんわりとやさしく「女の子は大切にしようね」などと諭すように、自分から引き離すのがよいかなと思います。

       男児から見て女性性を感じることは大切です。スカートは男児にとっても発情装置であり、単純に女性性を感じされるアイテムです。だからといって、いつもスカートをはく必要もないでしょう。家では、ジャージでもいいですから、優しく抱きとめるようなことで、男児に女性性を感じさせることができます。それには「子宮回帰」のような意味があるとの説も。

       普段は怖くて厳しくもいいので、男児が甘えてきたら、一定、やさしく受け止めてることかと思うのです。ですから、母親には、子どもを優しく受け止めるだけの心の余裕があることが大切となります。母親がそうした心の余裕を持つためにも、孤立し、追い詰められやすい母親をどれだけ周囲が助けるか?がこれまた大切になるわけです。


       もう一つのことは、男児がライバル、恋敵である父親に負けることです。一番悪いことは、夫より男児に、精神的性関係を強く持ってしまうことです。つまり、心の性が、夫より男児に向けられること、言い換えるなら、夫に向けるべき心身の性愛を、息子への愛情とスキンシップという形で男児に向けてしまうことです。

       長時間労働の問題もあり、日本では父親の機能不全や心理的不在が問題視されて久しいです。父親の大切な役割の一つは、男児と母親の恋愛関係に割って入り、息子のライバルとなり、息子を敗北させることだと言われます。ですから、ある性的接触は、息子には許さないことが好ましいと思うのです。父親にだけ許される聖域があることを知って、父に勝てないと知るからです。

       小学生の3,4年になっても、かなり性的な接触を求めてくる肉食系小学生男児も時にいます。そうした場合は、適正範囲を定めることをお勧めします。これは幼児期からのことですが、男児が母親の頬にキスをするのは適正だと私は思います。しかし、唇へのキスはNGだと考えています。それは子どもの父親、母親の夫だけの聖域にすべきと考えるのです。

       その理由は唇どうしの接触は、粘膜接触だからです。粘膜は、他の体の部分とは違い、幼児期から既に性的な快感を感じる箇所だからです。粘膜接触は強い性的意味を持つので、それはやんわり拒否するのが賢明だと考えます。男児が「それは父親だけのもの」と無意識に悟って敗北に向かうためにも、それがよいだろうと考えています。大まかに言えば、年齢が進むほど、スキンシップの親密さは減らし、性的な意味あいの強い接触も次第と避けていくことかと思います。

       ある意味、男児の恋人になってあげることが母親の役割、一方、ライバルになって男児を打ち負かすのが父親の役割夫婦が親密に愛し合い、男児が母との恋愛に破れ、本物の恋に前進していけるようするのが、両親夫婦のチームワークかと思うのですが、どうでしょう?


       聖書の創世記2:24には 「男は父母を離れて、妻と結び合い」とあります。母との恋愛をして、父に負け、母親との恋愛を卒業して、本物の恋愛と結婚へと男児は進みます。これも父母を離れることの一つ分野における1ステップなのかもしれません。くれぐれも、「母を離れず、妻と結びつこうとせず」や「母を離れないまま、妻と結び合い、二人は破たんする」にならぬよう、幼児期から児童期における男児と母親の恋愛、その適正範囲を考えていただければ幸いです。 
      | ヤンキー牧師 | 性教育関連記事 | 21:00 | - | - | - |
      性を嫌悪する母とそれに同調する父が歪める男児の性
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         「男児の本当の初恋の人は母親」と言われます。幼児期の男児は母親に恋愛感情を持っているのでそうです。光源氏にとって理想の女性は自分の母親でした。彼の女性遍歴は亡き母の面影の追求として記されているようです。ギリシャ悲劇を代表する「オイディプス王」は、自分の父である王を殺し、意中の女性と結婚するのが、やがてその女性が自分の母親だと知るのです。洋の東西を問わず名作古典が同様のことを描いているのは興味深いです。古代の賢者は男性の愛と性についてのこの真理を見抜いていました。そして、このこの真理をフロイトが科学的に検証し提唱したのは、まだまだ最近、100年ほど前のこと。

         これまでは、母親の女性性の著しい欠如や支配性を問題にしましたが、今回問題としたいのは、性を過剰に嫌悪する母親の問題です。こうした母親は、ともすれば、幼児期の息子が求める幼児性愛的接触を拒絶し、男児の性的な発言や行動を過剰に叱りつけ、幼児期から児童期に欠けて性的な抑圧を加えて、健やかな性的成長を損ないかねません。そして、その抑圧が生み出す歪みは、思春期に性的逸脱として現れることが多いと言われています。

         先日、紹介した森省二先生の著書「逸脱するエロス」には、そうした事例が紹介されていますので、その概要を記します。

         中学二年生のB君は家庭ではよい子で、学校では模範生。無口ながり勉タイプで、友だちと遊ぶより一人で読者、パソコンを好む中学生男子。一年前から性的な肉的的にも性的に目覚めた彼は、近所の文房具屋さんのおばさんに恋をし、頻繁に出かけ体を触るようになります。それ以外にも性的な問題が発覚し、両親は無断外出を禁じます。しかし、その後も、近所の婦人に卑猥な電話をかけたり、裏口からでかけて痴漢まがいの行為を繰り返したます。

         そこで、森先生のところに相談に来るのですが、両親は真面目人間。父は多忙で不在がちだが、Bの勉強と生活態度を細かく指導。母は潔癖症で、幼児期にBが性器を触ることを固く禁じ、男児にありがちな性的発言にはいぶかしげな顔で叱っていたとのこと。


         察しのよい読者は原因が予想できるでしょう。性的に潔癖すぎる母、既婚者女性を性的対象としたことなどから、推察できます。森先生はこう解説します。「幼少期において本来母親に向けるはずの異性愛的関心を母親に向けることができないまま、過度に抑圧されて育ったのである」。そして、抑圧された性が、身体的な性の目覚めをきっかけにして、爆発・暴走したということです。昨日までの文脈で言うなら、母親に恋人になってもらえなかった男児が、性の目覚めを機に、その代償を家庭外の母親的女性に求めたわけです。いうなれば、「思い残し性行動」、「リベンジ系性的逸脱」でありましょう。

         性を嫌悪し、幼い息子の性的接触、性的発言を過剰にしかり幼児性愛を抑圧しすぎる母、いきすぎた真面目さ故に、性的関心を持つこと自体を不真面目のように考える父親。性や恋愛について一切話せない雰囲気の家庭・・・。両親ともが、過剰な抑圧と管理によって、男児の健やかな性の成長を阻害してしまったのです。


         どうでしょう?こうした両親夫婦をクリスチャンホームの中に見聞きしたことはないでしょうか?残念ながら、私は直接、間接、けっこう見聞きしてきました。その犠牲者となり、性的逸脱に苦しむ息子さんとも出会ってきました。思春期や親からの自由を得る高校卒業などを機に、一気に抑圧されていた性が暴走し、逸脱行為やひどい性的罪に至るようなパターンです。個人的には、真面目過る熱心派のクリスチャン夫婦が、神様に喜ばれる子にしようと、張り切り過ぎてほどほどがわからないまま育てる長男が犠牲者になるパターンが多いように観察します。

         聖書に反した禁欲主義的な信仰理解のせいでしょうか。あるいは聖書によって、性についての基本的価値観が転換されていないからでしょうか?クリスチャンの母親の中には、性自体を汚れたものと考えて、息子の性的成熟を嫌悪する方が時におられます。性を抑圧し、否定することで、息子を聖く正しく育てようとする方までいらっしゃいます。


         では、母親だけが悪いかと言えばそうではありません。母親が性を過剰に嫌悪する理由が、夫から愛情実感を得ていないことに原因があるケースも見られます。夫と心の通じ合いがなかったり、夫に失望し軽蔑していたり、夫との性生活が苦痛であったりして、心や体において性的に満たされていないと、性を極端に嫌悪し、抑圧に走ってしまうように予想します。つまり、男児の性への嫌悪感は、夫への怒りや軽蔑の感情転移、あるいは自らの愛情欲求不満の現われではないかと思ってしまうのです。

         また、父親は、男性の性が理解できない母親に対して、男性の立場から、母のあるべき姿勢をアドバイスし、男児の性的接触や発言には寛容であるようと勧めることもできたはずです。父親らしく、冷静に展望性をもって「やんわり注意して、卒業するのを待てばいいんだよ」と諭して欲しいものです。

         さらには、母親が問題を自覚せず、一向に改善しなくても、父親が男同士で心を通じわせて、性や恋愛について話し合える関係を作れば、母親の問題はカバーされ、男児の性は健やかに育つと思うのです。子どもに無関心であったり、勉強やしつけという訓練だけで、心の通い合いをもたないことが問題なのです。父として機能的役割だけでなく、人格的交流をと願うばかりです。

         こういうわけえ、タイトルは「性を嫌悪する母」だけでなく「それに同調する父」を加えたのです。同調でなく、放置、無関心も同罪だと私は思います。性を嫌悪し、男児の性を歪めてしまう母親の背景には、妻とも子どもとも心を通い合わせることのできない父親がいることを忘れてはなりません。


         困ったことは、母親が自覚のないことです。父親はさらに自分に問題があることが理解できません。自分たちの大きな欠損を思慮の外側において、真面目に聖く正しく神様のために子どもに接してきたとと信じ切っているからです。つまり「勉強」が「信仰」に置き換わっただけの教育ママやパパでトータルな人格形成という視点に立って子育てができない親は、なかなか問題を理解できず、指導は難航し、アドバイスも空しく終わりがちなもの。とりわけ、自己義認に生きるクリスチャン、熱心で霊に燃え、主に仕える一方で自分の課題に向き合わず、周囲を困惑されるタイプのクリスチャンに多いように思います。

         とはいえ、課題に気がついている周囲が祈っているだけで、いつまでも放置しておいてよいとは私は思いません。日々、子どもは成長し、歪みは決定的になっていくからです。祈りながらも、どうしてよいか分からない方のために、少しでもこの記事が参考になればと願っています。また、男児の性を嫌悪し管理し過ぎている親たちが、自らを客観視して、課題に気が付いてもらえるかどうかはわかりませんが、昨日や今日の記事がお役に立てばうれしいことです。
        | ヤンキー牧師 | 性教育関連記事 | 15:57 | - | - | - |
        ドラえもんのDVD回収となった「不適切な落書き」とは?
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           不適切な落書きのため、ドラえもんのDVDが回収交換になったとのニュース。これは「人権差別問題」「表現の自由の問題」か?と思い、ネットで検索。

           その「不適切な落書き」の内容があまりにトホホで、拍子抜けです。

          こちらのyahoo知恵袋が一番リアルに分かるでしょう。

          http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1286155342

          「電力」ならぬ「精力」、「交流」が「交尾」、「負荷がコンドーム」だって?おバカ男子中高生かよ!

           遊び心でもやっていいことと悪いことがあるだろうが!「ドラえもん」の基本設定である素朴な昔ながらの子ども社会に反するようなイタズラはあかんやろー。さすがにこれは、たった二秒の映像でもアウトでしょう。

           「ママ、なんでドラえもんのDVDが交換になったの?」
           「子どもにはよくない落書きがあったんだって」
           「どんな落書き?」
           「・・・・子どもは知らなくてもいいの!子どもにはよくないんだから・・・」

           こんな親子の会話が日本中で起こることでしょう。本当にいい迷惑です。
          | | 性教育関連記事 | 16:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
          AKBメンバー母親逮捕から考える大人側の責任
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             AKBの主要メンバーの母親が15歳少年に対しての淫行罪容疑で逮捕。本来なら大騒ぎのはずが、メディアは黙殺状態。きっとジャニーズとAKBは聖域なのでしょう。ゴマキ弟の時とは大違いであります。そのような状況の中、唯一、メンバーの名前まで明らかにして報道したのが「週刊文春」。

             夫とは離婚しているこの母親、長男であるAKBメンバーの弟の先輩(15歳)に迫られ、何度か性関係をもったのだとか。この少年、犯罪行為を繰返しているようで、別件で警察のお世話になった際の発言で本件が発覚し、母親が認めたため淫行罪容疑で母親が逮捕。

             多分、東京都におけるいわゆる「青条例」違反かと思われます。しかし、この事例は極めて異例なものです。青条例は、18歳未満の青少年を守るためだからです。通常は大人が、青少年の心身の未熟さを利用して性行為に及ぶケースを扱います。あるいは援助交際の場合です。援助交際もその本質は大人が少女の性を買っているので、大人が加害者で、自分の性と体を管理できない未熟な少女は非があるとは言え、被害者であります。この条例には是非はありますが、大人による性の搾取、あるいは性的自由の侵害から少年少女を守るという目的だけは、正しいと思います。

             ところが、今回は、大人の側の未熟さが問題のようです。どうも、15歳の少年が、40を超えたアイドルの母親の性を搾取したと思われる展開。ある意味、母親の方が被害者という面もなきにしもあらず。そうした事情から略式起訴で済んだと推察されます。

             しかし、本質においては、やはりこの母親は加害者であると思うのです。未熟な15歳の少年だからこそ、その性的要求に応えてはならないのです。15歳の少年にとって、この性関係が、健全な成長を妨げていくのは明らかです。少年少女の性的逸脱は、当人の成育歴や内面の歪みや問題の表現だと言われます。そうした歪みや問題から生じた性的要求に応えることは、少年少女の本質的な歪みや問題を助長してしまうでしょう。

             文春の記事によれば、性的な問題だけでなく、普段からこの母親は、中学生の長男やこの少年の逸脱行為を放置しており、近隣から苦情を受けていたようです。母親失格というより、大人失格かと思うのです。少年少女の健全な成長を見守り助けるのが大人の責任。それと正反対のことをしてきたからです。

             自治体それぞれが定めている「青条例」を、日本の大人はどう受け止めているでしょう。ともすれば「18歳になっていればOKで、18未満はNG」というような意味でしか受け止めていないのではないかと心配です。これはあまりに貧しい認識です。

             「殺してはならない」の真意は「殺人禁止」でなく「他者の人格尊重」。
             「盗んではならない」の真意は「盗難禁止」でなく「他者の所有権の尊重」。
             「偽証してはならない」の真意は「嘘の禁止」ではなく「言葉に対しての誠実さ」
             「偶像を拝んではならない」の真意は「偶像礼拝禁止」ではなく「真の神に対しての真実な礼拝」

             同じように青条例の真意は「18歳未満への性的行為禁止」ではなく、「18歳未満の少年少女の性における健全な成長を願い助けること」でありましょう。

             世界で最も性情報やポルノが野放しになっている国の一つは日本だと言われています。日本の大人が、劣悪な成長情報から子どもを守るという意識が極めて低いのが、大きな一因だと思われます。未熟で、判断力や責任能力もなく、自分の性を正しく扱うことのできない少年少女に、性的自由を安易に認めてしまう日本の大人たち。同じように、大人によって性的な傷を受け、性的搾取をされかねない少年少女を守ろうという意識が極めて低いのが日本の大人たち。ましてや、少年少女の健全な性的成長を願って助け、具体的努力をする大人がどれだけいるでしょうか?

             何より、キリスト教会はそのための確実な真理をもっているはずなのですが、どうでしょう?子どもたちに対する責任を教会に集う大人たちが果たしているかどうかが問われます。

             今回の事件は、未熟な大人が、大人の果たすべき責任に著しく反してて起こした犯罪行為でありましょう。ただでさえ、歪んでしまった15歳の少年をさらに大人が歪めたのだと私は考えます。AKBメンバーである娘さんには同情すべきでしょうが、母親には安易に同情すべきではないと私は思います。「娘にすまない」という表面的レベルではなく、大人としてこの少年に対してした行為の罪深さをしっかりと認識していただきたいと願うのです。

             文春やネットはこの事件をスキャンダルとして、伝えているようですが、私たち日本の大人たちは、この件を「子どもの性的健全育成に対する大人たちの責任」を考えるきっかけにできればと願っています。
            | | 性教育関連記事 | 20:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
            ロングセラーは確実!永原郁子先生の著書
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               ついに出ました!永原郁子先生の著書「お母さんのための性といのちの子育て読本」であります。テレビ番組「情熱大陸」でも取り上げられた助産師グループ「いのち語り隊」の主催者である著者が、その講演内容を書物にして下さいました。

               子育て、いのちの教育、性教育の三つがオールインワンの優れもの。クリスチャンの母親にはピッタリでしょう。そして、オススメは未信者の母親にプレゼントすることです。さりげなくスマートに信仰を証ししており、抵抗感がないどころか、未信者にも好感を与えるような書物です。読みやすさも抜群です。

               これは、私の予想ですが、この分野において、「大変なロングセラー」、「定番本」になると思います。「いのちのことば」10月号には書評が掲載されますが、評者は恥ずかしながら、私であります。今回は本当に当たり前の書評です。素直に優れた点をオススメしています。正直、オススメしなくても、高い評価を受けて、クチコミで教会内外で、広く読まれることでしょう。

               ことば社のサイトで検索すると書物のデータがご覧いただけます。
              http://www.wlpm.or.jp/forest/index.htm

               永原先生には何とか、10月から12月上旬までに、名古屋でご講演をいただけないかと打診中でもあります。あまり地元を空けられない先生ですが、実現したら、お知らせします。
               



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              子宮頸がんワクチンは、本会トラクトと共に
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                 先日、ある医師から連絡。子宮頸がん予防ワクチン接種を、希望者がいれば、立場上しなくてはならないことに。「しかし、この機会に伝えるべきことがあるはず」と本会のトラクト「愛し合っているならアタリマエ?」をご注文下さいました。

                 今、子宮頸がんの予防接種を受けましょうとのキャンペーンがなされております。これについては、疑問視する声、批判的な意見は少なくありません。特に当人や保護者に性のあり方について教育をすることなく、10代前半の女性に接種をさせて「これで安心」というのはおかしいでしょう?というわけです。子宮頸がんはHPVウイルスが原因で、性行為によって感染しますから、思慮深い性行動をすれば予防可能なのです。

                 クリスチャンの価値観として、有益かつ医学的にも責任ある見解は現在発行中の「ファミリーフォーラム」に掲載されています。「HPVワクチンとアブステナンス教育」というタイトルで椙井小百合さんが記しています。同誌の目次や注文はこちら。

                 http://www.ffj.gr.jp/new/magazine.htm

                 もし、医療現場でこの予防接種をせざるを得ない立場の医療人の方がおられましたら、是非とも、接種の短い時間の中でも、感染せずにすむ賢く幸せな性のあり方をお伝えいただければと願うのです。そのために、帰宅後も読み返して考えることのできず本会トラクト「愛し合っていたらアタリマエ?」を是非ともご活用いただければ感謝です。

                 

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                キリスト教性教育研究会の記事紹介
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                   8月18日にICUにて行われたキリスト教性教育研究会の公開講座についての記事がキリスト新聞に掲載されたようです。当日、参加・取材された記者のブログにその記事を発見。
                   「アブステナンスの有効性」がやはり今回の中心でした。
                  http://yaplog.jp/shinkichi1109/archive/255
                  | | 性教育関連記事 | 08:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                  性教育はケータイ教育と共に
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                     アエラ44号(9月28日号)に興味深い記事を発見。「ケータイ世代の性が狂っている」とのタイトル。

                     様々な形でケータイを通じて10代の女性たちが性の世界で傷ついたり、苦悩していることがここではリポートされています。その中でとても興味深い事例を一つご紹介。

                     人口1000程度の島の生徒数100人に満たない中学でのお話。何と5人の生徒の妊娠が判明します。実はその一年前に島にファーストフード店ができ、子どもたちが夜に集まるように。一人の少女が出会い系サイト介して男性と会うように。友達も真似をして島の外の男性と会うようになり、そうした悲惨な結果に。

                     記事によれば、携帯の出会い系サイトによって「望まぬ初性体験」をしてしまう少女たちが、増加中なのだとか。そうした携帯の危険性を徹底して教えていない現状もあるのでしょう。今や、「性教育はケータイ教育と共に」と言えるでしょう。

                     記事で引用されている(財)日本性教育協会「若者の性」白書・第六回の資料「携帯メールの頻度と性行動経験率」はとても興味深いです。

                     現在交際相手がいない高校生を対象としています。
                    携帯メールをしない高校生は、性体験率7%デート経験19%、どちらの経験もないが74%。

                      1−9通ですと、それぞれ9,34,57
                     10−19通は、   18,44,38
                     20通以上は     37,43,20

                     つまり携帯メール数と性体験率は明確に比例しています。もちろん、携帯を持たせると性体験が早まり、持たせなければ安全と単純化してはならないでしょう。

                     親が携帯について、危険を理解して一定の指導や管理をしているかどうかがむしろ大切なのでしょう。さらに言えば、子どもの生活に関心を持ち、保護責任を果たすかどうかということでしょう。

                     携帯メール数は、性体験率と比例しているだけでなく、親の教育意識、責任感や高校生の側の自尊感情、孤独感、さらには親からの愛情実感などとも比例しているのでしょう。

                     ケータイの向こうには怖しい性の世界があります。しかし、方針も規範も、指導教育もなく、子どもにケータイを与え、使わせる親のあり方も同じく危険なように思えてなりません。
                    | | 性教育関連記事 | 09:47 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                    幼児期の性教育ここがポイント?(3)
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                       二回で完結のつもりだったこのシリーズ。久保木牧師がさらに模範的な実践例をご自身のブログで伝えておられますので、補足、追加としての第三回目。

                       久保木牧師の実践例(私はベストアンサー賞を差し上げたい)はこちら!
                      http://blogs.yahoo.co.jp/sjy0323jp/60170256.html

                      いのちの道」!いいですね。実は私の妻も娘に「生まれてくる道があるんだよ」と教えました。

                       久保木牧師ご指摘の通り、ポイントの一つは「」でなく「」でしょう。

                      「穴」は下半身に関連するだけに排泄物を連想させます。しかし、「道」は人間や人間を運ぶ乗り物を連想させます。

                      「穴」は物理的・機能的・生理的なイメージです。しかし、「道」は人格的なニュアンスを持っています。

                      「穴」は単にモノが移動するための通路です。しかし、「道」は人生のステージが移り変わるプロセスというイメージがあります。

                       そう!私たち人間は「穴を通って、この世に出てきた」のではないのです。「産道」、「いのちの道」を通過して、既にいのちであった存在が、現実の人間社会というステージ生活の場を移したのです。(うーむ、自己満足的納得!)
                      | | 性教育関連記事 | 07:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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