命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
続・ツチノコ婚レポート
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     昨日は、この度、ツチノコ婚をされたhatokoさんからも、結婚の証しをいただきました。個人史をたどる中に現実の神様の摂理や二人の出会いの必然性を思わざるを得ません。ToshiさんもHatokoさんも、神様と周囲の交わりに育てられ、ツチノコ婚に至った事が良く分かります。読者の皆さんが現状がどうであれ、よき模範として参考にしていただければと願います。

    鳩子‘sストーリー

    家族と神様との出会い
     父母、妹の4人家族の家庭に生まれました。「鳩のようにすなおでありなさい」との聖書の言葉から、神様に素直に生きるように「鳩子」と名づけられました。愛されていることを感じてのびのびと育ちました。また、幼い私にとって絶対的存在だった両親が信じている神様を自然に知るようになりました。

    小学〜中学〜高校
     小学校低学年のとき、夜の暗闇の中で死が恐いと感じたことがありました。「どうしたら地獄でなく天国にいけるの」という疑問から、自分の罪からの救い主として、この天地を造られた神様を信じました。洗礼を受けたのは高校1年のときでした。
     
     家の周りが林だったので、毎日のように林を駆け回って基地を作ったり、木に登ったりして遊んでいました。擦り傷の耐えない子どもでした。一方で読書も大好きで、校内で一番図書室の本を借りて読んだ人に与えられる「年間多読者賞」を受賞しました。

     小学校の頃から走るのが好きで、運動会ではリレーの選手、持久走大会でも好成績を収めていました。
     中学に入り、陸上部に入部しました。専門は800mで、高校では県大会で決勝に出て入賞したこともありました。毎日部活をしに高校に通っていたと言えるほどでした。勉強は中の上くらいだった思います。要領が良く、一夜漬けが得意でした。

    結婚願望と看護師志望
     中学1年生のキャンプの時に「結婚のために祈り始めて早すぎることはない」とスタッフに言われ漠然と祈り始めました。中・高時代…、片想いはしました。けれど高校生とき、恋愛の領域も自分のものではなく神様の御手の中にあることを教えられ、付き合うなら結婚を考えられる人、と心に決めました。
     小学3,4年生の頃から、神様の伝える人になりたい、人に役に立つことがしたいと思っていました。
    活発で人が好きな私をみて母に「看護師がいいんじゃない」と言われたのがきっかけで、看護師になりたいと思うようになりました。その思いは変わることなく、まっすぐ看護の道を目指しました。しかし、志望大学には落ち、残された選択肢は看護学校だけでした。高校を卒業し、看護学校に入学し、○○会に集うようになりました。
     私が○○に来たのと同じ2002年春、俊も進学のために浦和にやってきました。教会の学生会の中で共に過ごす時間もありましたが、俊はかなり苦手なタイプだったので意識的に距離を置いていました。俊が私を苦手なのも知っていました。

    独身時代こそ自分を磨くチャンス!
     …というサブタイトルの本と出会ったのは二十歳が目前に迫った2004年の春でした。結婚を願う以前に独身の今という時を、神様を知るため、神様と周りの人たちにお仕えするため、自分自身を成長させるために使いたい!と本気で思いました。忙しい看護の学びの傍ら、教会で小学生のスタッフをし、休みには奥多摩のキャンプでの奉仕に喜びを感じていました。看護学校時代の友達には「鳩子はいつも教会って言ってるよね」と言われるほどでした。

    求めなさい、そうすれば与えられます
     楽しく、充実していましたが、結婚のために祈ることはしなくなり、むしろ結婚しなくてもいいと思うようになっていました。男性のクリスチャンの良い友だちもいましたが、彼らとはある程度の距離を取るべきであることもいろいろな出来事を通して学んでいきました。
     そんな私に神様は、弱さや欠けをたくさん示されました。その弱さを隠すための強がりが人を傷つけていたことにも気付きました。こんな私が神様にお仕えしていくためには、私にもふさわしい助け手が必要なのではないかと真剣に思い始めました。こうしてもう一度、結婚を願い、祈り始めました。

    探しなさい、そうすれば見つかります
     俊と出会って3年目頃から、彼が少しずつ変えられて成長している様子を見聞きするようになりました。神様にお仕えすることを喜び、主にあって成長しようとしている俊が、私が祈っていた結婚相手への条件と重なってきていることに気付きました。実際にその頃には俊とはいろんなことを話すようになっていました。この人と一緒に肩を並べて、神様を見上げて歩めたらいいなぁ」、「きっとこの人じゃないかな、とこっそり思っていました。神様に「この人ですか?」と祈りつつ、「この想いが神様からのものでないのなら去らせてください」とも祈る苦しい時期でした。俊が祈っている人がいるのも知っていたからです。

    叩きなさい、そうすれば開かれます
     看護師として働き始める少し前から、回りの人たちにも「ふたりは息が合うね」とか「仲がいいね」と言われることが出てきました。祈祷会の帰りに一緒にご飯を食べて帰ることも数回ありました。友としてよい距離はどのくらいか悩み、神様の前に誠実に歩みたいと思い、俊と距離を取ろうと決心しました。2006年6月のある日、勇気を出してこの決心を伝えました。
    どうしたらよい友達としていられるか話したのに、俊からお付き合いすることを提案されました。俊にそんな思いがあったことが信じられず、驚きました。お付き合いを始めていいのか、それぞれで神様の前に祈って考えることにしました。

     この数ヶ月の期間に気付かされたことは、神様が私の思いを遥かに超えたところで働き、これまでの私の小さな祈りにも一つずつ答えてくださっていることでした。そして、その結果として今目の前に道が開かれていることでした。神様が赦してくださるのなら、俊と一緒に結婚のために祈っていきたいと思いました。神様が前に進むことを赦してくださっていることを確信し、2006年10月、お付き合いが始まりました。

    少しずつ性格が丸くなる
     看護師という不規則勤務の私なので、ふたりの都合がつく時に夕飯を食べて数時間お喋りするのが定番のデートコースです。育った環境やそこから受けている影響、ものの感じ方、考え方など、たくさん話しました。俊はよく話を聞いてくれて、私の弱さもまるごと受け止めてくれました。他にも俊の素敵な部分をたくさん知りました。逆に自分の弱さやプライドの高さをたくさん見えるようになりました。強がって生きていた私がだんだん自由に、楽に生きることができるようになっていきました。そのうち周りの人から「丸くなったね」とか、母からは「俊くんと付き合い始めてから表情がよくなったね」と言われたりもしました。

    結婚の確信と平安
     お付き合いを始めて数ヶ月したとき、創世記で眠っているアダムのところにエバを神様が連れてきた箇所を読みました。私たちも神様によって出会わされたことを思い、このお付き合いが神様によって導かれていることを確信していました。しかしいざ結婚となると「まだ若いのでは?」と躊躇していました。
    2007年9月、神様が与えてくださっているものを感謝して受け取れてい ないのは、十字架の救いを受け入れていないことと同じであることを示されました。まさに受け取れていないのが俊のことでした。しばらく決断できずにいましたが、神様のみことばに従えていない私の罪であることに気付き、俊を神様が与えてくれた結婚相手として、感謝して受け取る決心をしました。けれどこのことを俊に伝えるかどうか迷いました。祈っている段階の俊の心を焦らせたくないと思ったからです。
     しかし、私が神様からの確信をいただいた日と同じ日に、神様が俊にも語られたことがありました。それを聞いた時、神様が私たちの間にいてくださり、すべてを働かせて益としてくださることをもう一度知りました。少ししてから俊にも結婚の確信が与えられたことを伝えられました。

    婚約から結婚へ
     2008年2月9日。雪の降る寒い日に婚約しました。神様の導きと、周りの人たちの祈りを感じる時でしたが、数週間すると、本当にこの人と結婚していけるかな?という漠然とした不安が出てきました。けれど、性格が合うから結婚するのではなく、うまくいきそうな相手だから結婚するのではなく、神様が用意してくれた相手だから結婚するのだということにもう一度気付くことができました。

     いったい私の何が俊を助けられるのかわかりませんが、これからは神様にお仕えするように、俊を喜んで愛していけたらいいと思っています。また、俊と一緒に神様を礼拝し、神様にお仕えできることが楽しみです。

    『神が造られた物はみな良い物で、感謝して受けるとき、捨てるべきものは何一つありません。神のことばと祈りとによって聖められるからです。』
    ?テモテ4章4、5節
    | | 「ツチノコ男」&「いい男」シリーズ | 08:55 | comments(3) | trackbacks(0) | - |
    遂にキター!ツチノコ婚レポート
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       先日の業務連絡に応答して下さり、この度、ツチノコ婚をなさったhatoko さんより、結婚に際してのお証し(新郎の側からのもの)をお送りいただきました。ツチノコ男生態研究上、極めて貴重な事例、資料として、以下に読者の皆様に公開させていただきます。

       導きの証 Toshi

      幼い頃
      私は1982年6月8日、○○家の次男として生まれました。本人はまったく覚えていないのですが、足癖が悪く、歩きながら看板や石など、いろんなものを蹴りながら歩いていたそうです。じっとしていられない性分だったようです。教会へ行き始めたのもいつからなのかは覚えていませんが、母が教会へ行っていたので2つ上の兄と一緒に母に連れられて教会へ行っていたようです。

      小学〜中学〜高校時代
       小学生時代は、相変わらずじっとしておらず、気づけばなにかをしでかすような子供でした。学校の先生から家に電話が来ることはしょっちゅうで、良くないこともたくさんしていました。後から知ったことですが、僕のいじめのせいで学校に来ることができなくなってしまった人もいました。

       中学にはいるとさらに拍車がかかり、僕の行いはますます悪くなっていきました。生活態度も顔つきも悪くなり、周りの友人たちとたばこを吸ったりピアスを開けたり、万引きを繰り返していました。警察に捕まらなかったのが不思議なくらいです。当時は教会にいくのも嫌で、だけど行かないと面倒なことになると思い、いやいやながら教会に行っていました。

       教会に行っても礼拝前の学びの時間は寝て、礼拝中も寝て、昼食のために起き、午後のプログラムもほとんど寝ているという状態でした。部活はサッカー部に入っており、日曜の部活のすべてには参加できませんでしたが、顧問の先生が理解のある先生で少しでも参加できるようにと日曜の開始時間を早めてくれたりもしていました。しかし、試合になるとそういうわけにもいかないので、午前中は教会へ行き、(寝て、)午後に試合会場に向かう、という形で参加していました。

       そんな信仰のかけらも持っていないような僕でしたが、聖書の学びをしないか、と声をかけられ、いつの間にか聖書の学びの時間に出席するようになりました。最後に「洗礼を受けませんか?」という問いに、神様がいないとは全く思っていなかったし、断る理由が見つからず、中学3年生の時に洗礼を受けました。今でもその当時に書いた証を読むと情けなくなります。その証はたった数行。なんの中身もないものでした。
       
       その後、中学を卒業し、地元の高校へ通いだし、その高校は一応進学校だったため、比較的真面目な生徒が多く、そのような人たちとの関わりや、部活に打ち込むことで次第に顔も心も和らいでいったように思います。中学のころは普通の顔をしていても「怒ってるの?」と聞かれることもしばしばありましたが、高校を卒業することにはそんなことはなくなり、むしろいい笑顔をするというようなことも言われたりするようになりました。しかし、日曜に部活に行けないことへの不満と、次々と起こる宗教団体の事件から、教会は好きにはなれず、日曜に教会へ行っても、寝てばかりいました。

      浪人、信仰の転機?
       高校時代は、卒業後は大学に通うために家を出て一人暮らしをし、教会に通うのもやめる。そう考えていました。しかし、受けた大学はすべて落ちてしまい、浪人ということになりました。しかし、そのことがその後の生き方に大きな影響を与えました。ある時いつものように教会にいったとき、今日は寝ずにいてみようか、そう思った時がありました。

       その時の説教の詳しい内容は覚えていませんが、「神に冷たくされた時」という言葉を覚えています。それはまさしく今の自分のことなのではないか、なぜ神に冷たくされているのかということを考えさせられた時でした。自分の適当さ、神様を神様として認めず、好き勝手な生き方をしていること、それが今のこの原因なのではないか、そう思いました。それからその後は礼拝で寝ることもほとんどなくなり、何かと絡んでくる少し年上のクリスチャンの男性がいたり、生まれたばかりの子供を僕に預けて任せてくれる人たちがいたり、何より祈られていたということが僕が変わり始めることができた原因だったように思います。

       結婚についてもしたいという思いがあったので、どんな人と結婚したいかを考えたりもしました。条件は、かわいくて、料理が上手で、どちらかと言えばアウトドア派で、やさしく、女性らしい人で、など、そのことを祈りもせず、表面的なことばかりをただ願っていました。

      大学入学 出会い
       一年の浪人後、結局第一志望のところにも第二志望のところにも合格できず、唯一合格した○○大学へ入学しました。また、入学すると同時に家を離れ、一人暮らしをするようになりました。教会へは行きたいと思っていたので、○○教会を紹介してもらい、そこに通うようになりました。そこで鳩子と出会いました。初めて会った時のことは覚えていませんが、髪が短くて、よくしゃべる人、苦手、という印象は持っていました。

      交わりの中での信仰の成長
       大学へ入る前までは本当に神様を信じているのかどうかさえあやふやだった信仰も、教会や大学の聖書研究会、また、学生伝道団体の集まりなどの聖書の学びとクリスチャンとの交わりの機会の中で、ただ一人の神様を信じる確かな信仰と変えられ、成長させられてきたように思います。そうして自分の神様に対する信仰が養われていくと同時に、結婚の相手に求める条件も変わっていきました。本当に結婚したいと願う人に求める一番のことは「神様に対する信仰」になっていきました。神様によって尊敬できる信仰を与えられている人、私はそのような女性と結婚したいと願い、祈るようになっていきました。

      祈りと成長
       そんな中、私はある一人の女性との結婚を願い、交際を始めることについて祈っていました。神様が導いてくださるならば、結婚を前提としてお付き合いをしたいと願い、約2年くらい祈っていました。そしてある時、その気持ちをその人に伝えましたが、その人は別に祈っている人がいて、私とのことを祈ることは難しい、という返事をもらいました。正直落ち込みましたが、祈ってきたことであるし、このこたえが神様のこたえであるならば、私はそれに従いたい、と不思議と受け入れることができました。そして、このことを通して、祈ること、神様に信頼し、忍耐して待つことを学ぶことができたと思います。神様が私の成長のために備えてくださった機会なのだと知ることができました。

      結婚を願い求め続ける
       その後も将来の結婚する相手を求めて続けて祈っていました。そして、神様によって尊敬できる信仰を与えられている人、ということを考えたとき、一人の女性のことが思い浮かびました。それが、hatokoでした。同じ教会にいて歳も近いということもあったかもしれませんが、彼女が本当に神様に愛され、彼女も本当に神様を愛しているのだということが彼女との交わりの中で思わされていたことでした。出会ってから2、3年の間は、あまり好きになれないタイプの人であり、ぶつかることも多々ありましたが、その本音でぶつかってきたことで、鳩子は本当に素敵な女性なのだと知ることができました。人に対する接し方、特に子供たちに対し、自分も子供と同じようにして接する姿を見て、彼女の神様と人とに仕えるすばらしい信仰を知り、私の祈りもhotokoとの結婚を願った祈りへと変えられていきました。

      お付き合いを始めるまで
       それからお互いに教会のことやキャンプのことなど、いろいろなことを話すようになり、良い関係を築けてきたと思っていたころ、私たちの間には、良くないことが入り込み、故意にではなかったにしろ、二人だけで食事をするという誠実でない関わり方をしてしまったことありました。しかし、それは良くないと気づくことができ、当時の副牧師と3人で現状のことを話す機会を持ち、神様の前に悔い改め、それぞれで祈る中で結婚のことを考えてお付き合いを始めるかどうかを祈り始めることにしました。その後お互いに祈りとみことばの中でお付き合いを始めてよいのだ、という確信が与えられ、お付き合いを始めることにしました。

      聖書のみことばによる確信
       そうして1年ほどたって、鳩子が先に神様から結婚の確信を与えられました。私はその時はまだ神様によって確信が与えられてはいませんでしたが、その時自分の伝えるべきことを示されたので、そのことを伝え、鳩子が神様に語られたということを聞いていました。しかし、その後も続けて祈り、聖書から訊き、また、本を読んでいく中で、1週間ほどたった時、創世記のみことばが語られました。神様が最初の人アダムを作ってエデンの園に置いたときにアダムに語られたことですが、創世記2章18節「人が、ひとりでいるのは良くない。わたしは彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう。」という神様の言葉でした。この箇所を読んだとき、神様が自分にふさわしい助け手として鳩子を造ったこと、hatokoにふさわしく私を造られたのだと確信しました。

       神様がhatokoさんに素晴らしい信仰を与えて下さったこと、物事をはっきり言う人、人を愛する人に成長させて下ったこと、それらのことや今自分に与えられている思いを考えたとき、このみことばによって神様から鳩子さんが結婚する相手として与えられたのだ、という確信になり、婚約することへと導かれました。これまで、神様が導いてくださり、私を変え続け、また、鳩子さんのことも変え続け、そして今も成長させてくださっていることに心から感謝します。

       以上です。まさにツチノコ男は幼少期から育てられるものだと教えられますね。そして、恋愛対象とならないどころか苦手に思い、ぶつかり合うような相手が、神様の導きと言うこともあるのですね。(実はヤンキー牧師夫妻もそうです)。誠実な悔い改め、神様を中心としての交際、御言葉による確信など、青年クリスチャンたちに見習ってもらいたいと願うことばかり。

       以下には新婦から以前に、いただいた本ブログへのコメントを紹介。

      お久しぶりです。(日記はチェックしてましたが)
      ご報告が遅れましたが、去る9月にツチノコ婚をしました。本当に素敵な楽しい一日でした。神様と教会の前に誓いをし、2ヶ月が過ぎました。結婚したら自然に夫婦になるのではなくて、愛と努力によって夫婦になっていくんだということを学び始めているところです。

       結婚式には「第一話」に取り上げられているふたりも来てくれましたよ。
      ふたりとも友だちです。彼は確かに脱皮をしてここ数年でぐ〜んと成長しています。彼女も本当に素敵な女性です。

       私も彼女と同じように祈って待ってました。
      「この人じゃないか?いや、絶対にこの人のはず。」
      とお付き合いを始める1年ぐらい前に漠然と、でも確信をもって思うようになり「この人なんだから、彼がこっちを向くまで何年でも待つぞ。ま、あと数年待てば気付くだろう。」
      な〜んて思っていたら、あっと言う間に結婚に導かれました。私が本気で彼の名前を挙げて祈り始めた数ヶ月後、彼の方も私の名前を挙げて結婚のみこころを求める祈りを始めたとか。

      まさに神業☆
       ツチノコは歩いてこないけれど、決して何もせずじっと待つわけではなく、大胆かつ積極的な祈り、そして神様に従って今を聖日に生きるときにツチノコとの結婚にふさわしい女性として自分も整えられその日を迎えるのだと思います。

       以上です。まさに神業ですね。結婚を願うクリスチャン女性にとっては、ツチノコハンターの模範、最高の証しだと思います。
      | | 「ツチノコ男」&「いい男」シリーズ | 09:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
      ツチノコ男生態研究所(6)
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        あまりに内容充実のコメントが多いので、またまた記事に転用です。「ツチノコ友情論」を実証する資料が研究所に届きましたので、情報開示に踏み切りました。ツチノコ男達の励ましと結婚希望女性たちへの啓発となることを切に願って以下に、実証となる一事例をご紹介

         こんにちは。いつも読ませていただいています。ニャンチュウさんのコメントにあった「ツチノコ友情論」にとても共感しました。少し証しをさせていただきたく思い、コメントをお送りします。

         私は昨年バプテスマを受けたクリスチャンです。今、あるクリスチャン男性とお付き合いをし始めて数ヶ月なのですが、実は彼は、10年来の友人だったんです。

         出会ってすぐに、彼の告白を断ったという過去があり(当時は彼もノンクリ)、そのまま友人関係すら薄くなっていってもおかしくないのに、なぜか、お互いに恋人がいる時にも「心の話ができる、安心して自分を出せる」関係が与えられてきました。住んでいる場所が遠かったので、もっぱら電話でしたが…。

         昨年、思わぬ導きから彼の教会でバプテスマを受け、10年間で初めて、同じ空間で過ごすようになりました。教会の取り組みで、神の家族について学ぶ機会があり、私は「主に仕える家庭」に憧れを持ち、漠然と彼の姿を思いました。でも、神様が与えてくださった友人関係だから、壊しちゃいけない!って思って、私からは何も言うつもりはありませんでしたが(1度振った私が言うのもどうなの…と躊躇したのも事実)、なんと同時期に、彼も私に対する想いが与えられ始めていて、じゃんけんをしてきてくれたんです2度目のチャレンジをしてくれた彼の勇気に脱帽です)!

         まさに、彼とこうなるなんて「あり得な〜い!」という展開でした。でも、私たちの10年間を振り返ると、どこを見ても神様の指の跡が見える。お互いにバプテスマを受けて新しい人とされて、改めて、出逢わせてもらったと感じています。今は、この導きに感謝し、彼と一緒に、主の栄光があらわされる家庭を築きたい、共に主の弟子として歩みたい、主の壮大なご計画のために用いられたいと祈りつつ、神様のタイミングを待っています。あ、恋愛ができていることも感謝です(何せ友人関係が長かったので恥ずかしいですが…)。

         神様に取り扱っていただいて、ツチノコスルー女がツチノコ男に魅力を感じ、求めるように変えられてきた時、10年間脱皮し続けてきたツチノコ男が隣にいてくれました。

         神様は、この国に福音が宣べ伝えられていくためにも、きっといっぱいいるツチノコ男さんの結婚を祝福してくださることを信じます。

         以上です。神様にとってはこのパターンもありなのでしょう。逆に言えば、人間の側が「ありえない」とする時に、神の業も留められ、ツチノコ男たちは黙殺され、女性たちはツチノコスルー女となるのでしょう。
        | | 「ツチノコ男」&「いい男」シリーズ | 09:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
        ツチノコ男生態研究所(5)
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           先日いただいた「ニャンチュウさん」からのコメントは、所長も大絶賛の研究論文「ツチノコ友達論」。所長が恋愛と結婚に入れ込みすぎて、見失っていた大切なポイントを示し、なおかつ、男女両者に具体的な解決策を与えているもの!しかも、抜群の文章力と表現力にも所長はぶっとび。

           ニャンチュウさんには所長特別賞を差し上げます(もちろん、商品は無し)。というわけで、そのコメントを記事として掲載します(太字は所長の編集による)。女性の皆さんからの賛同異論など、いただけるとうれしいです。

           いつも拝読しております☆水谷所長へ研究結果を、女性目線で報告します。
           確かに女性はドキッとさせられる蛇さんに弱いことは、間違いないでしょう。ちょっと悪いひとに惹かれるという女性は、わたしの周りにもいます。男性も見た目がかわいいひとや綺麗なひとに目がいきますよね。だけど、ツチノコ男さんは女性は中身だと分かっていらっしゃる。間違いなく、生涯夫を愛し心から支えてくれる女性を妻として選ばれることでしょう。

           そこで、わたしが提唱したいのは『ツチノコ友達論』であります。まずツチノコさんには、蛇さんを真似るようなことは決してなさりませんように!!蛇さんのようなドキッとさはなくても、ツチノコさんには何ともいえない安心感を与えてくれるはずです。一見すると、女性は恋愛にはならないなぁーと物足りなさを感じるかもしれません。

           しかし、男のなかの男であるツチノコさんの魅力は友情関係が育まれるなかで女性は気付きます。

          『わたしのそばにいてくれたのは、ツチノコさんだ。いつもわたしを支え励ましてくれていた。こんな素晴らしいひとと結婚できたら、わたしはどれほど幸せになれるだろう。』と。

           焦ってはいけません。友情関係のなかで、人間対人間の関係を築いていってください。

           そしてここぞ!!と見極めたときにじゃんけん勝負でございます。ツチノコ男さん。大丈夫です。あきらめないで!!あなたの良さを分からないほど、女だってばかじゃないんだからー。焦らず、じっくり、まずは友情を育まれてください(≧▼≦)
          女性のみなさま、何か違った意見があれば教えてくださいね。

           以上です。所長としては、重要な視点からツチノコ男への希望と具体的救済を示した最高の研究論文として、表彰いたします!一研究者としては、女性読者の反応や評価が楽しみです。
          | | 「ツチノコ男」&「いい男」シリーズ | 09:03 | comments(3) | trackbacks(0) | - |
          ツチノコ男生態研究所(4)
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             昨日の考察から発展して、ツチノコを基準として、男女それぞれを分類し、その組み合わせによって将来の結婚を予想して見ましょう。

             「東男に京女」などと言いますが、「ツチノコハンター女にツチノコ男」などのように組み合わせを評価したいわけです。

             つまり、男性は「ツチノコ男」と「蛇さん男」に大別。女性は「ツチノコハンター女」と「ツチノコスルー女」に大別。もちろん、単純に二分できるものではないでしょうが、便宜的に分けて考えてみましょう。評価は私の偏見も多いでしょうから、寛容に受け止めてください。

            (1)「ツチノコハンター女にツチノコ男
             これはキリスト教界における「東男に京女」と言えるでしょう。結婚としては最高の組み合わせでしょう。もちろん、この組み合わせなら、自動的に大丈夫ということではありません。ツチノコ男は結婚生活の中で、成長します。妻のために自己改革ができます。ツチノコハンターの妻はそんな夫を評価し、尊敬し、励まします。まさに相互作用でいよいよ幸せ夫婦に。
             ただし、恋愛関係においては、燃え上がるとは限りません。物足りないと思うかもしれません。しかし、結婚のための恋愛であることを思えば、それでいいのでは?そうです。この組み合わせの場合は恋愛のための恋愛をせず、結婚のための恋愛をするケースが多いのでは?

            (2)「ツチノコハンター女に蛇さん男
             この組み合わせは、「妻が夫を尊敬できない!」のパターンに入りかねません。ですから、結婚前にツチノコではないが、尊敬できるポイントをしっかり押さえておく事でしょうか?恋愛感情だけで突き進まず、現実の相手をよく観察してから結婚に踏み切りましょう。
             また、結婚後はハンター女の愛の忍耐によって、蛇さん男も脱皮して成長してくれることでしょう。要は、妻の側がツチノコでないからと裁くのではなく、脱皮するように忍耐し、育てることがポイントかと思います。男はすべて蛇なのです。妻の愛と励ましで脱皮するものですよ。

            (3)「ツチノコスルー女にツチノコ男
             この組み合わせは、結婚後に、妻がつくづく夫の素晴らしさを知るでしょう。女性の側が「結婚してよかった!」と思いやすいパターンなのでは?自分を愛し、脱皮を繰り返す夫に感謝して、それに応答して妻の側も成長していくことでしょう。
             ただし、妻がそうした夫に、自分本位の理想像を押し付けてしまうと、素晴らしさに覆いがかけられてしまいます。そして、最高の夫が与えられていながら「夫が尊敬できない!」状態に。
             周囲から「素晴らしいご主人」と言われて「自分はそうは思えない」としたら、それは周囲が夫の実像を知らないか、妻が覆いをかけられているかのどちからでしょう。

            (4)「ツチノコスルー女に蛇さん男
             別に悲観する必要はないでしょう。神様が導いたのなら、大丈夫。ただし、常に謙遜で慎重であって欲しいと思います。念のため、結婚前のカウンセリングを受けることはおすすめです。相手を良く知り、結婚をよく理解してから踏み切りましょう。
             そして、結婚してからは、お互いを受け入れあい、成長し合う関係を構築する努力をしてゆきましょう。妻の愛と忍耐で蛇さんは脱皮。夫の成長と愛が、妻の自己変革の原動力。組み合わせよりも、正しい結婚観や結婚後の聖書的努力が、結婚の質を決定しますから。

             というわけで、「人生いろいろ、男もいろいろ、女もいろいろ」です。神様が導く男女の出会いの中、今日のタイプ別研究がお役に立てば感謝です。
            | | 「ツチノコ男」&「いい男」シリーズ | 07:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
            ツチノコ男生態研究所(3)
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               ツチノコ男の生態研究をしながら、ツチノコ男のみを単独で研究対象とすることの限界を感じている、私、所長であります。やはり、女性との関係性において、ツチノコ男は考察され、生態も研究されるべきだとの結論に至っております。
               
               そこで、今回は、ツチノコ男に決定的な影響を及ぼすと言われる、ツチノコ男と遭遇する女性たちについて所長なりの見解とアドバイスをしようという記事。

               「蛇さんを好きになってしまう」「ツチノコ男の信仰や立派さが重荷になる」など、せっかくツチノコ男と遭遇しながら、捕獲を試みることのない女性たちの存在も確認されているわけです。私自身も、結婚紹介で、ツチノコ男をおすすめしても、即決で断られて、びっくりすることもしばしば。

               確かに、過去の自分を考えてみても、そう簡単に、結婚前の女性がツチノコハンターになれるとは思えません。ただ、それでは、神様の導きを見逃し、幸せな結婚のチャンスを逃しかねないので、女性の皆さんも少しは自分を省みていただきたいとは思うのです。

               それは、「どの視点から、何の目的で恋愛をするか?」ということ。

               つまり「現在の自分という視点から、素敵な恋愛をして結婚をしたいという目的」か?

               それとも「将来の幸せな結婚をしている自分という視点から、たとえ素敵な恋愛はなくてもいいから、神様の栄光を表す結婚関係を築きたいという目的」か?

               言い換えるなら、現状の自分から、足し算をしていって、自分が惹かれる男性と恋愛し、結婚して、それが幸せな結婚となるという変動要素の多い確実性に欠ける道を歩むのか?

               それとも、主の栄光あらわす夫婦の実現という幻から、逆算をして、ではどんな男性がよいかを考え、自分の希望をそうした男性像に合わせていくかです。もちろん、後者は確実性の高い道、自分を御心に従わせていく道でもあります。
               
               極論すれば、これは「素敵な恋愛指向の自分が出発点か?」それとも「主の栄光をあらわす家庭形成を願う神が出発点か?」の違いであるとも言えるでしょう。

               こうした視点、目的を考えて、結婚希望のクリスチャン女性たちには、ご自分が、どの視点で何を目的としているか?を自問していただければと願います。

               願わくば、現時点では、「ツチノコスルー女」の皆様も、やがては成長をされ、「ツチノコハンター」となり、「ツチノコ婚」を実現し、ツチノコ捕獲に成功し、やがて、ツチノコブリーダーとなり、末永く主の栄光をあらわすご夫妻として、幸せに暮していただきたいと願うばかりです。


               以上、ツチノコ男研究所所長の切なる願いでした!
              | | 「ツチノコ男」&「いい男」シリーズ | 08:24 | comments(6) | trackbacks(0) | - |
              ツチノコ男生態研究所(2)
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                 先日、桂さんからいただいたコメントは、多くのクリスチャン女性の葛藤を代表しているように思います。本ブログでは、「ツチノコハンター女」を推奨する一方で、こうした「ツチノコスルー女」が多いのも事実ではないでしょうか?

                 ツチノコハンター女とツチノコ男が出会えば、最高なのでしょうが、なかなかそうは行きません。実際にはツチノコ男がツチノコスルー女と出会うことも多く、当然、恋愛には発展しません。場合によっては、昨日の新学説のようにツチノコ男のセルフイメージを低下させ、じゃんけん回避行動に至らせることも。

                 だからといって、「ツチノコスルー女」を「男を見る目がない」とか「結婚というものがわかっていない!」などと一刀両断できるほど、簡単なものではありません。桂さんのコメントは、我々ツチノコ男研究者らに、単なる学説では、割り切れない心情や葛藤というものを伝えてくれています。まずは、コメントのご紹介。

                 適齢期だからちゃんと良い結婚に結びつく相手を選びなさいと言うのはよく分かるんですけど。ついつい蛇さんを好きになってしまう事ってありますよね。その人の悪い所とか、とても結婚相手に出来るような人ではないのもよく分かっているんだけど。

                 私はけっこうツチノコを見かけます。捕獲済のツチノコを見かけた時は成る程こういう人と結婚すれば幸せになれるのだろうと思いましたし,毎日のように顔をあわせて話し掛けてくれたり,自分の通う教会に誘ったりしてくれた野良ツチノコとは「良い人だなぁ,本当はこういう人とのおつきあいを望むべきなんだろうなぁ」と思いつつ「私,蛇さんが好きなの・・・」と「相談相手」にしてしまいました。

                 恋愛相手をツチノコ度数で選ぶ事は出来ないと思います。立派な人か,良い結婚生活を送らせてくれそうな人かどうかなんて事を確かめてから,青信号を確認したから心が「好き」の方に傾く訳ではないです。

                 結婚って本を読んだり絵を描いたりする事のように自覚的に,自発的に行う事だけど,恋愛はしゃっくりやくしゃみのように自分自身では制御することができない心の動きだと思います。

                 でも蛇さんが好きでいながら、忘れられないだろうなぁと思いながら,結婚相手にはツチノコを選ぶ程、利己的にも打算的にもなれないんですよね。
                 だからどうしたら良いのかなんて分からないし,蛇さんと結婚する蛮勇も忘れてしまえる決断力も持ち合わせていなくて

                 以上がコメントです。「彼にするなら蛇、でも結婚相手はツチノコ」と割り切れるほど、単純ではない女性も多いのでは?「結婚を願って恋愛をするのだから、彼氏はツチノコ候補、度数を確認してから結婚」というのが、最も賢い女性でしょう。二人で神様に仕えていく、神の栄光をあらわす家庭形成という目的のためなら、それは利己的でも打算的でもなく、信仰的なのでは?恋愛を捨てて結婚をすべきなのでは?と思う私です。でも、そう思えれば苦労はしないのです。

                 恋愛を捨てきれず結婚に踏み出せない自分、蛇さんを好きなってしまう自分、ツチノコ男に魅力を感じない自分・・・・。そんな自分を十分客観視して、自己評価している桂さん。このコメントは多くのクリスチャン女性の共感を得る優れた自己開示だと思います。

                 >ツチノコ男に出会いながらも「私,蛇さんが好きなの・・・」と「相談相手」にしてしまいました。

                 これはもう典型的な「ツチノコスルー」状態です。スルーした桂さんに「もったいない」と思う女性もいれば、「それって、あるある」と同意する女性もいるでしょう。「ツチノコ男は安全だけど、刺激に欠ける」とのご指摘もあるかも?

                 私の予想ではツチノコ男の半数以上はこうした経験があるのでは。「オレは女の子の恋愛相談対象、恋愛対象ではないの」「僕は女の子から信頼されて、相談してもらえるいい人、でもそこから先を期待すると裏切られる」などの苦情を周囲のツチノコ男から聞いています。

                 私が「そこから恋愛関係に発展させないのか?」と言えば「それを期待すると傷つく」と言い、「そんな信頼関係から恋愛に移行したら最高じゃん?」と言えば「そんな不純なことはできない」と言う、セルフイメージの低さと純粋さを持ち合わせたツチノコ男たちもちらほら。

                 希少価値であるからこそ、命名されたはずの「ツチノコ男」。しかし、クリスチャン女性たちが「ツチノコハンター」かと言えばそうでもない、むしろ、「ツチノコスルー女」も多いのが現実なのかも?桂さんの正直で優れたコメントをいただいて、私自身が葛藤を覚えています。

                 女性読者の皆さんは、どうですか?ツチノコハンター女ですか?それとも、ツチノコスルー女でしょうか?そんな自己評価、自己分析も、楽しく有意義なのでは?

                 そうそう、もう一つ示唆を与えさせてください。
                あなたが恋愛で悩んだとき、信頼してその相談をできる男性が「ツチノコ男」かもよ?その男性と結婚したら幸せなのでは?えっ?「ありえなーい!」「考えられなーい」って?それが現実か・・・・・。
                | | 「ツチノコ男」&「いい男」シリーズ | 08:48 | comments(4) | trackbacks(0) | - |
                ツチノコ男生態研究所(1)
                0
                   本ブログにおいて「コメント王子」の称号を持ち、ツチノコ男の生態研究においては所長であるヤンキー牧師を上回るとも言われるUGOUGOさんから、最新の研究結果がコメント欄にて発表されました。ちなみにこの研究員は、所長の許可もなく、勝手に副所長に就任しています。まあ、学会の若手ホープだから大目に見てやろう。
                   本日はその仮説を検証し、ヤンキー牧師として責任ある応答をしたいと願います。まずは、王子による研究論文の発表、仮説の提唱から、ご紹介。

                  「ツチノコ男結婚後脱皮論」を提唱させて頂いたツチノコ男研究所 副所長 UGOUGOです。最近の私の研究から、ツチノコ男のもう一つの特徴を発見致しました。まだ仮説の段階ですので、水谷所長にご判断頂きたいと思います。

                   新発見したツチノコ男の特徴は,「セルフイメージの低さから、自分は女性の恋愛対象にはならないと信じ込んでいる」という点です。

                   そのセルフイメージの低さの原因は多々ありますが、大きな一つの要因として、女性やマスコミが望む「男はかくあるべし」という高い条件を、鈍いようで意外とするどい嗅覚で感じとっている所にあると考えられます。

                   結果として、脱皮前ツチノコ男は、自ら恋愛対象の舞台から降りるという行動をします。当然そこには「傷つくのが怖い」「何を期待しているんだ。俺は。」という心理が働きます。

                   この「何を期待しているんだ。俺は。」という心の痛みの根は、小学/中学時、2月14日に、用もないのに放課後残ってみたり、机の中の奥まで手を入れてみたりしたが、何もなかったという経験までさかのぼる事ができます。
                   足が速いだけで成績も大してよくない外見だけ派手な同級生の蛇に、チョコレート数で負けるツチノコ男たちのみじめさは、ハンターにはわからないでしょう(号泣)。

                  今回のケースに関しても、「私は相手の好意が自分に向いているのではないと勘違いして、諦めてしまっていたからです。私は自分の気持ちを諦めて、彼女との間に距離を取り始めていました。」ということからもわかるように、チョコレート数で負けた惨めさと低いセルフイメージがツチノコ男が脱皮するための勝負を避けさせているのではないでしょうか。

                   このセルフイメージの回復こそが、ツチノコ男が脱皮するために必要な勝負へ向かわせる1stステップだと考えます。セルフイメージを回復させるのは究極的には、主です。今回の幸いなケースは、主が婚約相手を通して、彼のセルフイメージを回復させているということにあるのではないでしょうか?

                   この仮説を「ツチノコ男自己像矮小化による勝負回避行動説」として、学会に発表したいと思います。是非、所長に添削をお願い致します。

                  「所長のコメント」
                   所長としては極めて信頼度の高い仮説であることを認め、日本ツチノコ学会への発表を許可いたします。

                   まず、ツチノコ男の多くがセルフイメージが低いとの指摘は、私個人の経験からも同意できるもの。是非とも今後はフィールドワークなどに努力していただき、十分な学術的根拠となる統計を取っていただきたいです。

                   また、そうした不当なセルフイメージ低下の原因としてマスコミの男性評価、それに支配された女性たちの男性評価、毎年のバレンタインデーで積み上げてきた経験値などが上げられているが、社会学的、発達心理学的にも十分納得させるものがあります。

                   そうしたセルフイメージの低さがツチノコ男に恋愛の勝負を回避させているという分析は、極めて鋭いものであり、同時に現実を突きつけております。この指摘は男女両者に自己成長と視点の転換の必要性を示唆しているかと思います。

                   さらに、分析に終始することなく、解決策として、主によるセルフイメージの回復を主張している点は、クリスチャン研究者として、大いに評価したいです。特に読者男性には大きな励ましとなることでありましょう。

                   「ツチノコ男自己像矮小化による勝負回避行動説」
                   この仮説が実証され、一つの定説となることを願い、学会への提出を許可いたします。同時に読者の中の「ツチノコ男」の皆さんが、この度の仮説によって自らの課題を自覚し、「ツチノコ男」であるとともに「じゃんけん男」として恋愛結婚の道を歩まれますよう願ってやみません。

                   以上を持ちまして、ツチノコ男研究所における日本ツチノコ男研究学界提出のための学術論文の審査を終了いたします。解散!
                  | | 「ツチノコ男」&「いい男」シリーズ | 10:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                  ツチノコ男伝説(3)の訂正
                  0
                     先日、「ツチノコ捕獲女」とご紹介した女性より、訂正をいただきました。私自身が感動のあまり思い込みで不正確な記事を書いてしまいました。当人にお詫びしますと共に、読者の皆さんにもお詫びし、訂正して、正しい情報をお伝えします。

                    (1)まずは、「初めて会った時」に、彼が神様が備えてくださった方だと分かったのではないということ。最初から惹かれ、確信めいた思いを抱いたのは事実。しかし、自分の感情や感覚がいかにあてにならない愚かなものかということを何度も思い知られており本当に彼が人生のパートナーであるかを確かめるべく「待っていた」とのこと。
                     しかも、牧師や信頼できる方に相談し、祈ってもらい、その上で彼に「私との結婚を考えて祈ってほしい」と伝えたそうです。

                     本当に、成熟した判断と歩みだったのですね。読者の皆さんには極端な例として伝わってしまったかと思います。ひたすらお詫びです。

                    (2)交わりが開始。「自分の結婚相手かどうか」ということとは別に彼の 成長を祈られたとか。自分や結婚のことより、彼のこと、究極的には神様のご栄光が現われされることを第一優先で祈ってこられたのです。

                     この点でも彼と結婚することが中心のように伝えてしまったように思うので、訂正させていただきます。

                    (3)さらに、婚約もこれからであるのに、「ツチノコ捕獲女」と表現したことも不正確でした。また、ツチノコ男は正確には捕獲するものでなく、神様からの賜物。「捕獲」という言葉のニュアンスも、デリカシーにかけていたようです。

                    (4)何より彼女の証しが、読者に特別なもの、一般とかけ離れた事例として伝わってしまったことを訂正させていただきます。むしろ、彼女の歩みは非常に普遍的であり、成熟した女性クリスチャンとしての歩みであり、多くの結婚を願うクリスチャンのモデルであると思います。

                     お詫びと共に訂正させていただくことで、彼女の証しがより正確に伝わり多くの結婚希望者のお役に立つことを願っています。

                    | | 「ツチノコ男」&「いい男」シリーズ | 10:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                    真・ツチノコ男伝説(3)
                    0
                       昨日の続きです。ツチノコ男から結婚の経緯を聞き、感動していた私が「やっぱりツチノコ男だよなー」と言えば、彼女は静かにしかし力強く「はい、彼は間違いなくツチノコ男です」と相槌。

                       彼の脱皮をして成長を繰り返してきた話を聞きながら、「彼は伸びしろがありますねー」と言えば、彼女は「ダイヤモンドの原石です」と断言。

                       ツチノコ男もすごいが捕獲女はもっとすごいと気がつき始めた私。そこで、彼女側の思いを尋ねてみました。
                      「あなたの方はどうだったの?」

                       そこで彼女は驚愕の発言!
                      私は初めて会った時に、彼が、神様が私に備えてくださった方だと分かりました

                       「おい、おい、本当かよ?やっぱり結婚を長年祈り続けていると、そこまで分かることもあるのか?」と心の中で叫ぶ私。

                       次に彼女が発した言葉は、私には想定外、辞書にない言葉でした。
                       
                      だから、待っていました

                      「えーっ!♪ツチノコは歩いてこない、だーから、歩いていくんだねー。じゃないのか?ツチノコ男は捕獲に出かけていくのではなかったのか?ツチノコ男をおびきよせて捕獲するとは!ツチノコ捕獲女、恐るべし!祈り待つことは時にここまで積極的な行為だったのかー!」と心の中で絶叫する私でした。

                       一見物静かで清楚な女性、しかし、その信仰と祈りは恐るべし。静かにしかしはっきりと語るその一言一言には、ツチノコ捕獲者としての誇りと信仰の勇者としての風格さえ感じられたのでした。

                       昔、間寛平のギャグに「引きずり女は福を呼ぶ」という実にしょーもないギャグがありました。そして、私は思います。

                      時に「祈り待つ女はツチノコを呼ぶ」と。過去を引きずる女にツチノコは来ない。主の約束の成就という未来を祈り待つ女に、ツチノコ男は引き寄せられていくのであった。

                       「真・ツチノコ伝説」第一話 ー完ー


                       業務連絡、業務連絡・・・。ツチノコ婚と言われ、自らを捕獲者と自覚するhatoko様と新郎の公式認定ツチノコ男のお二人は、捕獲報告とツチノコ婚姻報告をメール等でお願いします。第二話へ掲載を予定しています。どうか、御協力を。以上、業務連絡でした。
                      | | 「ツチノコ男」&「いい男」シリーズ | 10:47 | comments(5) | trackbacks(0) | - |
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