2016.03.14 Monday
故キース・エマーソンを偲んで過去記事「ロックバンド名を和訳すると?」を再掲載
キース・エマーソンがお亡くなりになったそうで。先日、久米大作さんのFBを通じて知りました。 昨日は名古屋のラジオでも特集番組をしておりました。近現代のクラッシク音楽をモチーフに様々な音楽ジャンルを組み入れながらのロックは、オリジナルで、間違いなく大衆音楽史に新たな一面を記したわけです。個人的には、21世紀の現時点からすれば、苦笑してしまうような意味のなく大げさな音楽表現と歌詞、さらに無意味なパフォーマンスが好きでした。
1970年代は日本でも大人気で、後楽園球場でコンサートをしたというから、驚きです。プログレバンドは大抵ルックスが悪く、「聴いて天国、見て地獄」とまで言われております。しかしELPは、ルックスもよく、エマーソンは山本寛斎を着用するなどファッションセンスがいいし、レイクは太る前は美青年だったし、パーマーは空手着が似合う体育会系イケメンでした。そうしたヴィジュアルとクラッシク指向のためでしょう。プログレバンドとしては珍しく日本の女性に人気があったそうです。
キースはピアニストとして優れていると思いますが、やはり売りはシンセでしょう。ギターなしでロックが可能であったのは、やはりシンセあってのこと。初期の単音しかでないシンセと格闘するかのような演奏とパフォーマンスは、当時は、斬新かつ先鋭的でありました。
そこで、キース・エマーソンを偲んで以前の音楽コントを再掲します。「展覧会」も「頭脳改革」も「幻魔大戦」もないただのコントです。最後のオチは今なら「桃太郎、金太郎と浦島太郎」や「次長・課長と係長」でもよかったかなーと思い返しています。
マルチキーボード演奏の先駆者として、その偉大さは今後も変わることのない、キース・エマーソンを称えつつ。
ヤ=ヤンキー牧師 フ=ファンキー牧師
ヤ「昔、『王様』とかいうのが、和訳でロック歌って話題になったよな?」
フ「王様という名前自体が、クイーンのパロディーだろ」
ヤ「そうか、女王様に対しての王様ってわけか」
フ「そう考えるとロックバンドの名前を和訳するってのは面白いよな」
ヤ「ロックバンド言ってみろよ。オレが和訳してやるぞ」
フ「じゃあ、簡単なやつから。ローリングストーンズはどうだ?」
ヤ「初級レベルか、ズバリ『転石』だな」
フ「ディープパープルは?」
ヤ「『深紫』だ」
フ「ビートルズはどうだ?」
ヤ「『カブト虫』だろうな」
フ「不合格!つづりが’Beet’でなくて音楽用語の’Beat’なのがミソだろーが。音楽用語入れてみろよ」
ヤ「じゃあ、『歌舞伎虫』でどうだ」
フ「うーん、力ずく感はあるが、まあいいだろうよ。」
ヤ「オレの好きなプログレバンドも聞いてくれよ」
フ「ジェネシスは?」
ヤ「『創世記楽団』かな」
フ「ピンクフロイドは?」
ヤ「『桃色古井戸』だ」
フ「フロイトを古井戸とは音訳か?若い読者は古井戸なんて日本のバンド知らないだろう」
ヤ「若くなくても古井戸なんて知らないぞ、きっと」
フ「イエスは?」
ヤ「『ハイ』だな」
フ「それじゃあ、あんまりだろ」
ヤ「じゃあ、『是』ということで」
フ「一文字にまとめたところがオリジナルに近いから合格だ」
ヤ「もっと、出してみろよ」
フ「キング・クリムゾンはどうだ?」
ヤ「『紅王』だな」
フ「なんか、リンゴっぽいな」
ヤ「文字にすると『紅玉』にそっくりだからな」
フ「やっぱり食うと、歯ぐきから血が出るのか?」
ヤ「いや、聴くと耳から血が出るぞ」
フ「じゃあ、最後は超難問だ」
ヤ「何だよ?」
フ「エマーソン・レイク&パーマーを和訳してみろよ」
ヤ「・・・・・・・・」
フ「どうだ?これは無理だろ」
ヤ「いいや、思いついだぞ」
フ「おまえ、すごいなー。言ってみろよ」
ヤ「・・・『敏いとうとヒロシ&キーボー』だ」
フ「なんだよ、それ!ムード歌謡を三人つらねただけだろ!」
ヤ「まあ、いつまでたってもダメな私で、三年目の浮気くらい大目にみろよってことだよ」
フ「開き直るその態度が気に入らないな・・・」
ヤ「それ、若い読者には、意味不明のオチだぞ」
1970年代は日本でも大人気で、後楽園球場でコンサートをしたというから、驚きです。プログレバンドは大抵ルックスが悪く、「聴いて天国、見て地獄」とまで言われております。しかしELPは、ルックスもよく、エマーソンは山本寛斎を着用するなどファッションセンスがいいし、レイクは太る前は美青年だったし、パーマーは空手着が似合う体育会系イケメンでした。そうしたヴィジュアルとクラッシク指向のためでしょう。プログレバンドとしては珍しく日本の女性に人気があったそうです。
キースはピアニストとして優れていると思いますが、やはり売りはシンセでしょう。ギターなしでロックが可能であったのは、やはりシンセあってのこと。初期の単音しかでないシンセと格闘するかのような演奏とパフォーマンスは、当時は、斬新かつ先鋭的でありました。
そこで、キース・エマーソンを偲んで以前の音楽コントを再掲します。「展覧会」も「頭脳改革」も「幻魔大戦」もないただのコントです。最後のオチは今なら「桃太郎、金太郎と浦島太郎」や「次長・課長と係長」でもよかったかなーと思い返しています。
マルチキーボード演奏の先駆者として、その偉大さは今後も変わることのない、キース・エマーソンを称えつつ。
ヤ=ヤンキー牧師 フ=ファンキー牧師
ヤ「昔、『王様』とかいうのが、和訳でロック歌って話題になったよな?」
フ「王様という名前自体が、クイーンのパロディーだろ」
ヤ「そうか、女王様に対しての王様ってわけか」
フ「そう考えるとロックバンドの名前を和訳するってのは面白いよな」
ヤ「ロックバンド言ってみろよ。オレが和訳してやるぞ」
フ「じゃあ、簡単なやつから。ローリングストーンズはどうだ?」
ヤ「初級レベルか、ズバリ『転石』だな」
フ「ディープパープルは?」
ヤ「『深紫』だ」
フ「ビートルズはどうだ?」
ヤ「『カブト虫』だろうな」
フ「不合格!つづりが’Beet’でなくて音楽用語の’Beat’なのがミソだろーが。音楽用語入れてみろよ」
ヤ「じゃあ、『歌舞伎虫』でどうだ」
フ「うーん、力ずく感はあるが、まあいいだろうよ。」
ヤ「オレの好きなプログレバンドも聞いてくれよ」
フ「ジェネシスは?」
ヤ「『創世記楽団』かな」
フ「ピンクフロイドは?」
ヤ「『桃色古井戸』だ」
フ「フロイトを古井戸とは音訳か?若い読者は古井戸なんて日本のバンド知らないだろう」
ヤ「若くなくても古井戸なんて知らないぞ、きっと」
フ「イエスは?」
ヤ「『ハイ』だな」
フ「それじゃあ、あんまりだろ」
ヤ「じゃあ、『是』ということで」
フ「一文字にまとめたところがオリジナルに近いから合格だ」
ヤ「もっと、出してみろよ」
フ「キング・クリムゾンはどうだ?」
ヤ「『紅王』だな」
フ「なんか、リンゴっぽいな」
ヤ「文字にすると『紅玉』にそっくりだからな」
フ「やっぱり食うと、歯ぐきから血が出るのか?」
ヤ「いや、聴くと耳から血が出るぞ」
フ「じゃあ、最後は超難問だ」
ヤ「何だよ?」
フ「エマーソン・レイク&パーマーを和訳してみろよ」
ヤ「・・・・・・・・」
フ「どうだ?これは無理だろ」
ヤ「いいや、思いついだぞ」
フ「おまえ、すごいなー。言ってみろよ」
ヤ「・・・『敏いとうとヒロシ&キーボー』だ」
フ「なんだよ、それ!ムード歌謡を三人つらねただけだろ!」
ヤ「まあ、いつまでたってもダメな私で、三年目の浮気くらい大目にみろよってことだよ」
フ「開き直るその態度が気に入らないな・・・」
ヤ「それ、若い読者には、意味不明のオチだぞ」